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現場レポート

2021.03.22

木工事「天井下地&床仕上げ」 相模原市IN様邸改装工事

こんにちは。工事部の辺土です。

 

今回は、

木工事の天井下地、

床仕上げ工事の様子をお伝え致します。

 

まず天井下地についてです。

天井下地を組む前に、

外周部の梁から天井仕上げ面まで

耐火ボードを張り下げます。

 

 

屋内で火災が発生したときに、

構造材に火がまわりづらくするための

ファイヤーストップと言うものを

張っていきます。

 

 

 

その後、天井下地の骨組みを組んで行きますが、

赤丸の部分に下地を入れています。

 

 

これは柱と間柱、間柱と間柱の間が広く空いてしまうので

耐火ボードを留めるための下地として入れています。

各部屋の壁と天井の間には全て入れています。

 

 

 

綺麗に組まれています。

 

弊社では、着工前に照明器具など、

何をどこに使うかを決めて頂いてから

工事を始めています。

 

着工前に決めて頂くことにより、

ダウンライトなどの設置個所の開口補強が

確実に行えます。

 

 

赤丸部分にダウンライトが付きます。

 

大工さんにとってはひと手間ですが、

電気屋さんは天井ボードに穴を開けるだけで

照明器具の取付け作業がスムーズに進みますので、

下地の段階での準備が本当に大事になります。

 

次は床仕上げを張っていきます。

 

 

 

1階はヒノキ、階はパインの無垢材で仕上げています。

 

張り進める際、仕上げ材の上に立ちながら留めていきます。

無垢材はどうしても反っているので体重を掛けて、

床下地に密着させて留めていきます。

 

 

 

張り終わり次第、傷がつかないように養生を行います。

 

 

 

綺麗に養生がされました。

 

張っては養生、張っては養生の繰り返しですが、

隅々まで綺麗な施工、綺麗な養生を行っています。

 

次回は造作工事についてお伝えします。

2021.03.29

木工事「造作工事編」 相模原市IN様邸改装工事

こんにちは。工事部の辺土です。

今回は木工事の造作工事の様子をお伝え致します。

 

弊社では各社メーカーが作っている

家具や建具も採用いたしますが、要所で

大工さん、建具屋さん、家具屋さんが、

その物件に合わせた大きさやデザインで

造作成することがよくあります。

 

今回は、大工さんの造作工事にスポットを当てます。

 

 

↑写真の板は上吊り引き戸の上枠となります。

材料屋さんで希望の大きさにカットして

ある程度の長さの溝を彫りこんだ物を

搬入してもらいます。

それから大工さんが大きさを整え、溝の長さを整え、

現場の取り付ける位置の形にカットします。

こちらの材質はスプルス材を使用しています。

 

 

 

加工してから搬入する際に少し傷が付いていたり、

材料の反りが出ている箇所を微調整します。

 

 

設置した様子です。

柱や間柱の部分は欠き取り、

建具の重さに負けないよう、

しっかりと下地材に取り付けてあります。

 

 

リビング側から見ると特に目立つこともなく、

ただただ建具の枠が付いているだけですが、

取り付くまでを見ていくと

色々な過程を踏んで設置されています。

 

中には、

 

 

細い割れ目が入ってしまっている材料が

入ってきてしまう事もあります。

大工さんが責任を持って工事をしているので

見逃さずに助けて頂くことも多いです。

その際には交換した材料を取り付けていきます。

もちろん割れていた材料も、

割れているのは一部分ですので、

他で使用出来るところで使用します。

 

こちらの工事では、本棚や、収納など、

大工さんの作業するものが何か所かありました。

 

 

 

 

 

お店で買う家具では味わえない、

その家の為だけに誂えた

特別な家具が出来あがりました。

 

また、造り付けの家具は地震対策面から見ても

転倒の心配もなく安全で安心なものとなります。

 

次回も木工事についてお伝えしていきます。

2021.04.05

木工事「ボード張工事編」相模原市IN様邸改装工事

こんにちは。工事部の辺土です。

今回は木工事のボード張工事の様子をお伝え致します。

 

大工さんの作業の中で色々な下準備が完了し

最後に行うボード張は、

単調な作業でもあり、重労働でもあり、

その後に行う仕上げ工事に、

大きな影響を及ぼす重要な工事となります。

 

 

壁のボード張完了時の写真です。

専用ビスが均等な間隔で留められています。

ボードはかなり重たく、壁に使用している

910×2420 12.5mm厚の物で1枚が約18kg

 

天井は910×1820 9.5mm厚の物で

1枚が約11kgもあります。

そして十分な硬さがあります。

 

しかし写真の様に綺麗な間隔で固定しておらず、

間隔が広くなるとボードが下地から

わずかに浮いてしまい、

仕上げの壁紙などのひび割れを誘発する

原因になります。

 

 

写真の様に約150ピッチで外周部は留められており

全体的に均等に施工されています。

 

これを仮に延床30坪の建物なら、

天井だけでも約60枚近く張っていきます。

 

 

ボードとボードの間の白くなっている部分、

分かりますでしょうか?

 

これはボードを必要な大きさに切った後、

わざとボードの小口を斜めに削り落としています。

 

この後に行なう、内装工事の下地処理を

綺麗に仕上げる為です。

 

また、天井を張るときは

 

 

継ぎ目が同じ位置にならないよう、

赤い線の様に1枚1枚ズラしながら張っていきます。

 

これも同じ位置で継ぎ目が揃ってしまうと、

ボードを留めている木下地の伸縮、

地震など何らかの力が働いたときに、

仕上げ材に一直線にひび割れが入ってしまいます。

それを防ぐために1枚ずつズラして張っていきます。

 

以上の事を全て考慮して全体にボード張作業を行います。

 

 

 

 

大工さんだけで家は完成しませんが、

大工さんのボード張までの作業が、

その後の仕上げ工事の仕上がりの綺麗さ、

綺麗なままでいる期間の長さに、

大きく影響します。

 

ここまでで木工事は完了となります。

 

次回も内装工事についてお伝えしていきます。

2021.04.12

仕上げ工事「クロス編」 相模原市IN様邸改装工事

こんにちは。工事部の辺土です。

 

今回は仕上げ工事のクロス工事の様子をお伝え致します。

 

クロスを綺麗に仕上げるには、

まずは大工さんのボード張りが綺麗に

仕上がっていることが大前提となります。

 

 

前回ご紹介したボード張りの状況です。

 

ボード張りが綺麗に仕上がっているので

次のクロス工事の下処理もスムーズに進んでいきます。

 

 

パテ処理後の様子です。

 

この作業を行うことで、

ボード同士の目地を埋めていき

クロスを張った後仕上がりに凹凸が

出ないようにする為に重要な作業になります。

 

この作業が平滑に仕上がっていないと

クロスが張りあがった後、

一目瞭然で凹凸が出てきてしまいます。

 

 

 

 

パテ処理を全体に進めていきます。

 

この作業が3日前後で壁も天井も終わってしまいます。

 

 

 

その後、天井から張り進めていきます。

 

パテとボード部分に凹凸が無いのが分かると思います。

張り始めると、一気に作業が進んでいきます。

 

 

 

 

綺麗に仕上がりました。

 

要所にアクセントクロスもあって、

印象的な仕上がりになりました。

 

同時に、

目に見える綺麗な仕上がりになるまでの下処理が

いかに大切かということも伝わると幸いです。

 

次回は左官仕上げの様子をお伝え致します。

2021.04.26

仕上げ工事「タイル工事編」 相模原市IN様邸改装工事

こんにちは。工事部の辺土です。

今回は仕上げ工事のタイル工事の様子をお伝え致します。

 

弊社では、一般的に使われる玄関の床仕上げと、

アクセントで内部の壁にもタイル仕上げを

よく採用されています。

 

 

まずは玄関からです。

 

土間下地の上に、接着剤となる材料を塗布し、

その上から高さや勾配を調整するための

「バサ」と呼ばれる材料を伸ばしていきます。

 

 

このバサの締め具合、高さ・勾配の調整具合が

土間タイルの仕上がり大きな差を生む重要な作業です。

 

 

 

玄関室内側でバサを締め終わった状態です。

綺麗に均一に整っています。

この上にタイルを、目地を揃えつつ張り進めていきます。

 

 

 

タイルの割り付けが均等になるよう綺麗に仕上がりました。

 

 

今回は地盤と一段目の立ち上がりが少ない状況ですが、

綺麗に立ち上がり部分も仕上がっています。

 

次は室内壁です。

 

 

キッチンまわりにはタイル仕上げを行いました。

モザイク柄の落ち着いた色合いです。

壁にタイルを貼る際には、

上下左右のタイルの割り付けが重要で、

小さくカットしたものが変な形で

入らないように割り付けることが重要です。

 

 

キッチンカウンターと天板の間にもタイルを貼りました。

綺麗に均等に張ってあります。

この後、タイル同士の目地を埋めていき完了です。

 

 

次回は設備工事などをお伝えします。

2021.05.10

外構工事「サンルームとウッドデッキ設置編」 相模原市IN様邸改装工事

こんにちは。工事部の辺土です。

前回、設備工事などをお伝え致しますと

申しましたが内容を変更し、

今回は外構工事をお伝えします。

 

こちらの工事は外部にサンルームを設置し、

広いウッドデッキも設置する計画となりました。

 

 

サンルームを設置する前に防草シート敷設し、

その上に砂利を撒きました。

草が生えてくる量を抑えることが出来るのと、

先行で敷設することで、サンルームの床下全体に

しっかりと施工出来ました。

 

 

 

さあ始まったと思ったら、

 

 

もう次の日には完成してしまい、

途中の写真が撮れませんでした。。。

外気温は涼しい位の日に中に入ってみると、

中はすでに初夏の気温のような暖かさでした。

 

洗濯物を干すのに天気の心配がいらないと考えると、

こんなに助かるスペースはないなぁと感じてしまいました。

 

次はウッドデッキ工事です。

弊社では多くの物件で「イペ」という

ウッドデッキ材が採用されています。

屋外で長期間使用していても腐食がし辛く、

シロアリにも強い材料です。

 

 

 

ウッドデッキ下にも防草シートと砂利敷きを行いました。

設置高さはサンルームから出てくる際に

段差が少なくなるように設置したので、

吐き出し窓からは少し下がった位置で仕上がります。

 

高さが決まってしまえば、床を張るだけなのですが、

とても硬く頑丈な材料なので、材料を切った後や、

穴の開けた後のササクレが起こりやすい材料です。

なので、

その処理をしながら床を張り進めていくので、

そんなにバタバタと進みません。

 

 

 

綺麗に張り進めて頂きました。

 

 

 

 

無事完了しました。

 

本当に気持ちがいい空間となり、

自社検査の後でお茶休憩をさせて頂きました。

 

 

 

次回は工事完了の仕上がりをお伝えする予定です。

2021.05.17

設備・電気工事編 相模原市IN様邸改装工事

こんにちは。工事部の辺土です。

今回は、仕上げ完了前の設備、電気工事などをお伝え致します。

 

まず1階のトイレの位置が、

元々の設置場所と全く違う場所へ設置されるため、

排水管を繋ぎ変える工事が必要となりました。

 

 

新規で排水管を配管する際に、

既存の基礎を傷つける訳にはいきません。

赤い丸を付けた外壁から排水管を出し、

赤い線の経路で排水管を設置しました。

 

 

そのあと、既存の排水管に桝を新設し接続しました。

 

 

 

室内の排水管を外壁に貫通させる位置は、

厳密に測った位置に設置しないと、

便器の位置が左右にズレる、

もしくは高さが合わなくて

便器を設置出来ないなどの事が起こります。

 

 

設置されるまで毎回ドキドキしますが、

ちゃんと付きました。

 

 

続いて電気工事についてです。

 

天井を全て撤去していたので、

配線作業は行いやすい状況でした。

 

 

 

 

 

グレーの線は照明器具やスイッチの電気が流れる、

いわゆる電線です。

要所要所にオレンジ色の配管が施工されています。

 

 

これはCD管といって

インターネットの光ケーブルや、

LANケーブルを配線するために

少し太めの筒状になっています。

 

ご自宅の工事が進行中の方や、

これから工事が始まる方などは、

CD管の行き先が合っているか。

という視点で現場を見て頂くだけでも、

簡単で重要なチェックが一つ行えます。

 

また、これだけ何本も配線がされていて

電気屋さんも、どれがどの配線なのか

分かるのかなぁと思いますが、

 

 

ちゃんとメモしてあります。

 

簡単なことですが書き忘れたら、、、

と想像すると大変なことです。

 

一つ一つ丁寧な作業の積み重ねで

工事が成り立っていく一例だと思います。

 

次回は改めて工事完了の仕上がりをお伝えする予定です。

2021.05.24

工事完了 相模原市IN様邸改装工事

こんにちは。工事部の辺土です。

ついに完成いたしましたので、仕上がりの様子をお伝え致します。

可能な限りビフォーアフターでお伝えします。

 

まずは施工前の外観です。

 

 

 

 

 

南側の外観です。

屋根の高さや形状などは変わっていませんが、

仕上げ材や色が変わるだけで、

凄くスッキリと綺麗になりました。

 

 

北側の外壁です。

窓をいくつか無くしました。

 

 

 

続いて内観です。

まずは施工前から。

 

 

施工後。

 

 

元々のキッチンの配置と新規のキッチンの配置は

90°変わり対面式になりました。

 

もう少し下がってみると

 

 

このような仕上がりです。

 

また、2階へ上がると

 

 

 

洋室がこのように仕上がったり、

 

 

 

廊下はこのようになりました。

 

綺麗に仕上がりました。

 

なかなか間取り変更をしている全面改装のため

ビフォーアフターをお伝えするのは難しいので、

ここからは仕上がりのご紹介です。

 

 

リビングの壁はほぼ珪藻土で仕上げており、

落ち着いた雰囲気となりました。

 

 

 

 

 

キッチン周りです。

キッチン周辺の壁はクロス仕上げになり、

掃除のしやすい環境にしています。

カウンターはタモの集成材を採用しております。

 

 

 

 

 

1階トイレです。

 

 

ちょっとした収納カウンターがあるだけで、

使い勝手が良くなり、意匠的にも見映えが良くなりました。

 

2階の各部屋になります。

 

 

 

 

 

お住まいになってから、より良い使い方

見つけて頂けたらと思います。

 

長期間に渡る大規模リフォームとなり、

お施主様にも多大なご不便をお掛けしましたが、

全ての工事が完了し無事にお引渡しとなりました。

 

生まれ変わったご自宅を楽しんで頂けると幸いです。

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