2014.09.30
閑静な住宅街に建つ木造住宅です。
今回は構造材を残したフルスケルトンの改装工事です。
まず、内部を先行して解体を進めて参ります。
こちらが2階の解体状況です。
立派な丸太梁が架かってます。
リフォーム後はこれを化粧にして表す予定です。
2階部分の柱の大きさは105×105のいわゆる3.5寸角の柱でしたが、
1階部分は120×120のいわゆる4寸角の柱でした。
15ミリしか違いませんが、もの凄くガッチリした様に見えます。
来週は外壁、屋根の解体工事に入って参ります。
2014.10.07
1階もサッシが外れ、残す所外壁のみです。
本来であれば解体工事が全完了した時点で解体完了検査を行いますが、
今回は規模が大きい為、構造材が全て見える段階で早めの解体検査を行い、
補強方法、腐食部のチェック等を行ってまいります。
技術責任者に依る構造チェックと腐食具合のチェックです。
引き続き解体工事を進めます。
2014.10.14
2014.10.21
2014.11.04
水切りシートとサッシを取り付けて参ります。
同時に基礎工事も進めます。
今回の基礎は、外部の増築の為ではなく
内部に新しく構造柱を建てる為の基礎です。
又、在来のお風呂からユニットバスへの施工になりますので、
ユニットバスの下地の土間も同時に打設して参ります。
配筋が終わり、弊社技術責任者による配筋検査を行います。
今回はまったく問題なしでした。
検査完了後コンクリートの打設を行います。
外壁下地も進み、サッシの取り付け、防水紙の施工が終わると
外部軒裏の準備にかかります。
引き続き外部下地進めて参ります。
2014.11.11
2014.11.18
2014.11.25
1階の天井下地も進めて参ります。
先行して壁の石膏ボードを桁まで貼り伸ばしておきます。(2階も同様)
今回は1階世帯と2階世帯を分けたリフォーム工事となりますので、
なるべく上階の音が下階に響かない様、防振吊木を使用しました。
(写真:黒い部材)
又、さらに音が響かなくなる様、
断熱材「グラスウール」の充填も行っております。
本来2階床下と1階天井裏が太鼓状になり音が響くのですが、
これにより軽減されます。
(音がまったく無くなる訳ではありません)
先日先行して石膏ボードを貼った部分には
無事ユニットバスも設置されました。
いよいよ床も貼り出しております。
貼った部分から養生をしてしまうので、
全体が見れる様になるのは最後の最後です。
引き続き大工工事進めて参ります。
2014.12.02
貼ったそばから養生をして参りますのでご覧の通りです。
養生が外れるのが楽しみです。
天井の断熱材も全て入り、造作加工材も搬入されました。
ここまでくると一気に進んで行きます。
水廻り等に多いのですが、壁の下地材を入れておきます。
この部分のみペーパーホルダーや、タオルリングなど取付可能です。
設計段階で設計士に伝えておけば、
この下地はどこにでも入れておく事は可能です。
仕上がってしまってからではなかなか難しいので、
事前の打合せが大変重要になってきます。
もう直ぐ木工事完了が見えて参りました。
大工工事の最終追い込みに入ります。
2014.12.09
基本的には上記写真の様にササラと呼ばれる板を柱、間柱に取り付け、
彫ってある溝に合わせて踏み板を差し込んで固定するのが一般的です。
3日ほどで完成致しました。
天井断熱や壁断熱も大事ですが、こんな所も重要です。↓
最近では厚合板で床組みをする事が主流となってきておりますが、
根太工法の場合には、
この様に床下の空気が壁内に流れて来ない様、
こういった隙間にも断熱材を充填しておきます。
それが終わると一気に石膏ボードが貼られてきました。
だんだんと部屋らしくなってきましたね。
引き続き大工工事進めて参ります。