井出 亮太 2016.09.12
こんにちは。工事部の井出です。
今回は、以前ブログで紹介させて頂いた
教会の増築工事のお話をさせて頂きます。
増築といっても、今回のような範囲(約20坪)ですと、
もう1棟、新築を建てるような感覚に近く感じます。
また勾配天井の大空間の既存礼拝堂を
増築部分と一体にするため、
既存部分と増築部分が繋がる面積も
広範囲になってきます。
増築側の礼拝堂も以前のブログでは最初の骨組みでしたが、
天井ボードも張られて、全体像が見えるようになってきました。
そしてこの大空間2つを繋げていきますが、
最後まで心配だったことがひとつ。
それは床の高さです。
増築工事時には必ず付いて回る要注意ポイント。
これだけのサイズの増築ですと、
構造材は、プレカット(長さや仕口を工場加工する)なので、
既存側の現状床高さに合わせて増築の材料を
準備していけなければいけません。
ここで!正確に高さを測るために、床レベルの外壁を部分的に壊します。
ちょっと分かりづらいですが、1階2階の床周りが一部壊してあります。
これにより実際の床の高さを測り出し、増築を進め始めました。
この寸法のプレッシャーはかなり大きく、
完全に外壁を壊せる訳ではないので、
かなりシビアな計測でした。
先日、増築側の大工工事も終盤に差し掛かった所で、
いよいよ開通に取り掛かりました!
解体(開通)状況はこちら。
心配だった床の高さも。。。
バッチリ!床が張り進みました!
この2本の梁の間が増築との境目です。
現在、開通した部分はこのような状況ですが、
上部はアクリル板、家具は建具を取付ける
計画となっておりますので、
また完成後、ご報告したいと思います。
開通されたことで、全体像がかなり見えて来ました。
あともう少し。気を引き締めて挑んでいきます!
井出
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