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スタッフブログ

中込 和之 2019.11.18

住まいを語る~眺めの良い場所4~

こんにちは。設計の中込です。

前回からの続き

住まいを語る。

今回も「眺めの良い場所」。

 

先日、世田谷区成城にあります「猪俣邸」を訪れました。

以前も訪れた事があったのですが、

また「あのコーナー窓が見たい。」と思い、

再び訪れたのですが、

やはりとても素敵で眺めの良い場所でしたので、

ご紹介したいと思います。

 

猪俣邸は昭和42年に建てられました。

設計が吉田五十八、施工が水沢工務店。

日本建築の持っている繊細さやお庭と

どう対峙するか開口部の取り方が

とても素敵な数寄屋建築の大邸宅です。

平成11年より無料で一般公開されており、

近くを訪れる際には、何度も

行きたくなるような素晴らしい場所です。

 

今回ご紹介したいのは、やはりお庭と向き合う窓の取り方です。

簡単には真似できないような繊細で大胆なつくりをしております。

 

中でも一番私が好きなのは大きなコーナー窓。

こちらは実は吉田五十八の弟子が後から増築した部屋の窓なのですが、

これを上回る窓が簡単には思い浮かばない程、素敵で印象的です。

 

 

良くないですか?

写真でもこちらの窓の魅力が伝わると良いのですが。

 

 

 

やはり障子はセットですね。

最高です。

 

腰かけられるぐらいの高さなので、

座ったりするにもちょうどよく、

長い時間を過ごすには、掃出し窓より

少し絞って横に長い窓の方が、

落着きと広がりが同時に感じられ、

またこの大きなサイズ感で出窓が

計画できるとやはり気持ちが良いですね。

 

外の景色の切り取られ方も、実は開口部ではなく、

軒先の屋根で、景色が切り取られているので、

お庭とのつながり方もとてもいいです。

 

そして数寄屋造りならではの、

木枠を厚く見せない繊細な枠の納まりが、

壁とスパッと切り取り、外の景色を見るような所も

美の秘訣なのだと思います。

 

簡単には真似できません。

 

外からみるとこんな感じです。

 

 

 

窓と屋根との関係がとても良いのがわかります。

 

簡単には真似できないと言えばこちらも。

 

 

居間にあるお庭に面した窓。

幅3間。≒5.4mぐらいあるかと思います。

訪れた人はまず最初にこちらで、心を鷲掴みされてしまいます。

手入れされたお庭があるからこそですが、

これだけ自信をもって大きく開ける窓はそうはないですね。

真似したくても簡単には真似できません。

 

 

 

やはりこちらも障子がセットです。

最高です。

写真だとスケール感が狂いますね。

天井高さが3m近くあります。

ぜひ体感してみてください。

 

回遊式の日本庭園も見所です。

 

 

以前、訪れた時はお庭には入れない時期であった為、

お庭を歩きながら住まいの方を見てみると、その佇まいも

やはりとても素敵でした。

 

お庭の木々と一体となるような日本ならではの

美しい風景となる佇まいです。

 

 

 

 

またここにある和室もシンプルにその良さをひしひしと感じさせてくれます。

 

 

縁側があり、一歩引いた場所にある和室。

あかりの量を程よく調整してくれる障子。

畳のゴロッとできる感じ。

天井や軸組に用いられる木肌の美しい木材達。

普遍的な美ですね。

 

 

やはり日本の住まいには縁側が必要だよと言いたくなります。

 

 

続きは次回。

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