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基礎工事が始まりました。

まず最初は、床掘り作業です。

「床掘り」

地鎮祭時に神主様より預かった鎮物を建物の中心に埋めます。

「鎮物」

次に、砕石を入れて、転圧を行います。

「砕石」

砕石転圧が終了しましたら防湿シートを敷き込みます。
その次にステコンを打設し、
外枠の建てこみ、配筋へと工事を進めていきます。

「防湿シート」

「配筋」

次はコンクリート打設工事です。

配筋工事が終わりましたら、図面通り配筋されているかチェックし、
写真に納めます。

問題なく配筋されています。

配筋工事が終わりましたら、耐圧コンクリートを打設します。

最初にコテで平らに均し、ある程度硬化してきた所でさらにコテで押さえます。
これにより、コンクリート表面のヘアークラック防止に繋がります。

次に立ち上がりの枠入れです。

枠を入れたらアンカーボルトを図面の位置で設置します。

立ち上がりのコンクリート打設です。

コンクリートの打設終了後、天端を平らにする為にレベラーを流し均します。
立ち上がりの枠は数日（時期により異なります）養生をし、解体します。

次は大工工事着工です。

基礎コンクリートの養生が終わり、枠の解体をしました。

きれいに打設されています。

いよいよ大工さんに依る木工事が始まります。
土台の材料が搬入されました。

まず、基礎に土台の墨出しを行います。

建物の直角等の最終チェックポイントでもあります。
土台を敷いてしまったら後はその上に建てるだけになるからです。

土台を敷き終わったら、後日、雨予報でしたのでしっかりと養生します。

先行足場も建ち、後は上棟を待つだけです。

建て方を行いました。
１階から順番に建てていきます。

１階の桁（柱の上の横に走っている木材）が組み終わった時点でまず建物の歪みを直します。
歪みを直し終わったら床下地ベニヤを先行で貼っていきます。

次は２階を建てていきます。

最後に母屋組（屋根の骨組み）を行い、野地板（屋根下地ベニヤ）を貼っていきます。

無事１日で野地板まで貼れ一安心です。
次は構造金物を取り付けたり、筋交いを入れたりの作業となります。

無事上棟しましたので金物の取付や、筋交い、間柱などの取り付け等行っていきます。

トップライトの取付が完了致しました。

この時点で雨が漏らない様、しっかり施工します。

次に柱の上下に金物を取り付けていきます。柱が抜けない様にする為です。

場所により、金物の種類も変わってきます。
筋交いの端部には筋交い金物を取り付けていきます。

同時進行で１階床部分に断熱材を入れてベニヤで塞いでいきます。

同じく同時進行でサッシを取付ていきます。

サッシ下端には水切りシートを必ず入れます。

一通りの金物が入れ終わり、屋根が完了した時点で、中間検査となります。

金物の取付を引き続き行いました。
各金物が図面通りの位置で的確に入っているか、チェックします。

同時に筋交いも所定の位置に入っているかチェックします。

外廻りの防水紙も貼り終わりました。

サッシ廻りも防水テープもしっかりと施工されています。

この状態で雨が入らない様にします。

雨が入らなくなったので内部の断熱材を充填していきます。
引き続き大工工事を進めていきます。

壁の断熱材を入れ終わりましたら、天井の断熱材も充填していきます。

これで建物の外周りは断熱材で覆われた状態になりました。

雨で進まなかった屋根工事も進んできました。

下屋は葺き終わりましたが、大屋根はまだ施工中です。

床には床暖房の工事も行いました。
今回、床の仕上げを桧の無垢材を選定している為、
低温水式の床暖房を採用しています。
通常の床暖房と違い、柔らかい暖かさを感じる事が出来ます。

これで床のフローリング貼りを進めることができます。

次回は床貼り、建具枠、窓枠の施工となります。

天井断熱材も入れ終わり、天井ボードを貼っていきます。

床材も1階、2階がほぼ貼り終わりました。

キズが付かない様、養生をしっかりします。

建具枠も造作しています。

1階部分はスプルスの無垢材にて、2階はトステムの既成品です。

引き続き内部造作を進めていきます。

外壁の仕上げはガルバリウムのサイディングですが、
１部木に依る板張り部分があります。
もちろん外部用の木材ですが、
万が一の為に防水紙の上にゴム系アスファルトルーフィングをまし張りします。

更にガルバのサイディングと板張りの取り合い部分に捨て板金を入れておきます。

念には念をです。

内部も細かい造作を進めています。

色々と絡みの多い造作を大工さんが一つ一つ丁寧に取付ていきます。

こちらも絡みの多い場所を大工さんが取付てくれました。

まだまだ造作工事です。

大工工事も仕上げ造作に入って参りました。
作り付けの本棚などの作成に取り掛かっています。

家具屋さんより、取り寄せた材料も入りました。

本来家具屋さんに取付してもらえれば良いのですが、
建物との取り合いが複雑な為、材料のみ入れてもらい、
大工さんに取付てもらいます。
後日、大工さんが取付た材料と家具を家具屋さんが繋いでいきます。

外部も震災の影響で材が入らず、
梅雨の影響もあり、なかなか進められなかったのですが、
ようやく工事に入りました。

初めに胴縁を打っていきます。
今回は縦貼りのサイディングの為、胴縁は横にうちます。

一番下の胴縁のみ、サイディングを貼りはじめるスターター金物を取付るのですが、
横に胴縁を打ってしまうと通気が取れなくなる為、縦に打ちます。

横胴縁も全部繋げてしまうと通気が取れなくなるので少し隙間をあけます。

引き続き、外壁工事、内部造作工事を進めます。