汎用性の高い和室を1階に設ける
リフォーム前、こちらの和室のある場所はキッチンでした。先にあるリビング部分が二間続きの和室と縁側があった場所となります。南面の明るく、庭の見える場所へLDKを配置し、奥の落ち着いた場所に和室を設けました。和室へのアクセスは廊下も段差もなくフラットで安全性も高く、引戸を開け放てばリビングと繋がり空間にゆとりができます。水まわりとLDKがある1階に和室をひとつ設けておくことで、老後も1階のみで暮らしが賄える間取りです。洋室ではなく、和室を設けたのは、居間として寝室として、客間としても利用可能なこと。布団を敷けば寝室に、座卓を配すれば食事も可能、柔らかな畳の上でごろりとすぐにお昼寝場所ができること、また、足腰が弱ったときはベットを置くことも可能など、汎用性が高いため和室を設けています。