2021.02.01
こんにちは。工事部の辺土です。
今回も解体工事の様子をお伝え致します。
屋根の解体と並行して、外壁、
一階の床仕上げの解体を行いました。
既存の外壁材が、
窯業系サイディングという
パネル状の物だったので、
綺麗に剝がしてもらえました。
本当なら、
下地材まですべて剥ぎ取りたい所ですが、
二階の既存床材に、
新しい床材を重ね張りする予定なので、
写真のように既存の防水紙(黒い紙)を残し、
雨水の侵入を防ぐことが出来る状態で
外壁の解体はおしまいです。
今後、大工さんが作業途中に剥ぎながら
作業を進めていきます。
窓が付いていた所は、新しく防水紙を張り
雨水の侵入を防ぎます。
次は1階の床です。
柱、土台を残して全て撤去します。
30~40年前に建てられた住宅では、
土台や柱、束が立つ所以外、
土の状態のお宅はよくあります。
今回は床下の防湿処理として、
ビニールを全面敷き詰める予定です。
全体の床が取れました。
ここまで解体したところで、
一番に確認することは、
やはりシロアリの被害の有無です。
幸い床下の通風環境が良く、
シロアリ被害は見受けられませんでした。
通風環境が良かったということは、
当時の工事では隙間風となり、
断熱性能は良くなかったと思われます。
今度の工事で断熱性が格段に上がるので、
かなり過ごしやすくなると同時に、
一つ一つの施工を気を付けながら行わないと
温度差による結露などが、
起きやすくなる環境にもなります。
充分、注意しながら進めてまいります。
後片付け、清掃をして解体工事完了です。
次回から木工事の様子をお伝えします。