2021.02.15
こんにちは。工事部の辺土です。
今回は木工事の構造補強の様子をお伝え致します。
屋根工事が済んだ後、構造の補強を行いました。
こちらの計画では、間仕切り位置の変更などがある為、
柱の移動や撤去、それに伴う梁の追加補強なども行います。
上の写真の筋交いがある壁の位置に窓を付けます。
赤い線の柱と筋交いを撤去し、
青い線の所に柱と梁を入れ補強します。
このような形になります。
金物や下地組を行い、
窓を付ける準備が出来ました。
また別の場所では、
収納スペースの中心に立つ柱があるので、
柱を撤去し、既存の梁の下に
更に梁を足すことで補強しました。
間仕切り壁や窓の位置などを変更するということは、
建物のバランスを崩すことになります。
なので、
社内でプランにあった構造補強計画を行い、
必要な場所にバランスよく筋交いを設置し、
金物で確実に補強していきます。
2階から屋根裏を見上げてみると、
梁の上にある小屋束に、
筋交いがありませんでした。
必要が無いようで、
この補強をするとしないでは、
今後の耐用年数に大きな変化があるはずです。
全体をキッチリと補強完了しました。
次回も引き続き木工事お伝えします。