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2021.04.05

木工事「ボード張工事編」相模原市IN様邸改装工事

こんにちは。工事部の辺土です。

今回は木工事のボード張工事の様子をお伝え致します。

 

大工さんの作業の中で色々な下準備が完了し

最後に行うボード張は、

単調な作業でもあり、重労働でもあり、

その後に行う仕上げ工事に、

大きな影響を及ぼす重要な工事となります。

 

 

壁のボード張完了時の写真です。

専用ビスが均等な間隔で留められています。

ボードはかなり重たく、壁に使用している

910×2420 12.5mm厚の物で1枚が約18kg

 

天井は910×1820 9.5mm厚の物で

1枚が約11kgもあります。

そして十分な硬さがあります。

 

しかし写真の様に綺麗な間隔で固定しておらず、

間隔が広くなるとボードが下地から

わずかに浮いてしまい、

仕上げの壁紙などのひび割れを誘発する

原因になります。

 

 

写真の様に約150ピッチで外周部は留められており

全体的に均等に施工されています。

 

これを仮に延床30坪の建物なら、

天井だけでも約60枚近く張っていきます。

 

 

ボードとボードの間の白くなっている部分、

分かりますでしょうか?

 

これはボードを必要な大きさに切った後、

わざとボードの小口を斜めに削り落としています。

 

この後に行なう、内装工事の下地処理を

綺麗に仕上げる為です。

 

また、天井を張るときは

 

 

継ぎ目が同じ位置にならないよう、

赤い線の様に1枚1枚ズラしながら張っていきます。

 

これも同じ位置で継ぎ目が揃ってしまうと、

ボードを留めている木下地の伸縮、

地震など何らかの力が働いたときに、

仕上げ材に一直線にひび割れが入ってしまいます。

それを防ぐために1枚ずつズラして張っていきます。

 

以上の事を全て考慮して全体にボード張作業を行います。

 

 

 

 

大工さんだけで家は完成しませんが、

大工さんのボード張までの作業が、

その後の仕上げ工事の仕上がりの綺麗さ、

綺麗なままでいる期間の長さに、

大きく影響します。

 

ここまでで木工事は完了となります。

 

次回も内装工事についてお伝えしていきます。

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