2021.05.17
こんにちは。工事部の辺土です。
今回は、仕上げ完了前の設備、電気工事などをお伝え致します。
まず1階のトイレの位置が、
元々の設置場所と全く違う場所へ設置されるため、
排水管を繋ぎ変える工事が必要となりました。
新規で排水管を配管する際に、
既存の基礎を傷つける訳にはいきません。
赤い丸を付けた外壁から排水管を出し、
赤い線の経路で排水管を設置しました。
そのあと、既存の排水管に桝を新設し接続しました。
室内の排水管を外壁に貫通させる位置は、
厳密に測った位置に設置しないと、
便器の位置が左右にズレる、
もしくは高さが合わなくて
便器を設置出来ないなどの事が起こります。
設置されるまで毎回ドキドキしますが、
ちゃんと付きました。
続いて電気工事についてです。
天井を全て撤去していたので、
配線作業は行いやすい状況でした。
グレーの線は照明器具やスイッチの電気が流れる、
いわゆる電線です。
要所要所にオレンジ色の配管が施工されています。
これはCD管といって
インターネットの光ケーブルや、
LANケーブルを配線するために
少し太めの筒状になっています。
ご自宅の工事が進行中の方や、
これから工事が始まる方などは、
CD管の行き先が合っているか。
という視点で現場を見て頂くだけでも、
簡単で重要なチェックが一つ行えます。
また、これだけ何本も配線がされていて
電気屋さんも、どれがどの配線なのか
分かるのかなぁと思いますが、
ちゃんとメモしてあります。
簡単なことですが書き忘れたら、、、
と想像すると大変なことです。
一つ一つ丁寧な作業の積み重ねで
工事が成り立っていく一例だと思います。
次回は改めて工事完了の仕上がりをお伝えする予定です。