2024.09.09
こんにちは。
工事部の平です。
今回は置床工事の様子を
お伝えいたします。
マンションでは、
防音性能が確保できる部材を
床の仕上げや下地に使用することを
義務付けた規定があることが多いです。
この現場では工事前は
床仕上げ材のコルクとカーペットで
その性能を確保していたのですが、
この工事では、床の仕上げに
桧無垢フローリングを貼る計画なので、
その下地組みに防音性能がある
置床(オキユカ)を採用しています。
まず、置床工事を始める前に
コンクリートのスラブに
墨出しを行います。
腰壁や玄関框の位置、
ピアノ補強を行う位置を分かりやすく
緑のテープで印しました。
ピアノ補強を行う箇所は、
床を支える束の数を多くします。
置床は、短い束を使って
床を組んでいきます。
先にゴム製の部材がついていて、
そこが防音の性能を有しています。
上に載せるパーチクルボードの
大きさに合わせて、束を均等に並べて、
高さを調整しながら固定していきます。
置床の足にはネジが切られている為、
ドライバーで回すだけで簡単に
高さの微調整ができます。
全体にパーチクルボードを敷き詰めて
置床に固定します。
更にその上にラーチべニアを重ねて、
パーチクルボードとも固定し、
一体となった床下地の完成です。
次は、給排水工事と電気工事の様子をお伝えします。