2011.10.11
平塚市 T様邸 マンションの全面改装工事です。
従来の玄関スペースを拡げ、ベンチを計画し、
斜めに広がる廊下を取るアプローチ的な廊下からの
LDKのガラス扉が印象的な間取りです。
いよいよ工事着工し、解体工事がはじまりました。
上の写真は、私が解体前の調査中の様子です。
週末にお施主様と当社設計、コーディネーター・現場監督とで三者立会いを
行いました。
解体工事が進んできて間仕切壁や天井が撤去され、見渡せるように
なりました所で、計画している間取りの位置の確認や仕上方法などを
現場にて一つ一つお施主様と確認していきました。
写真はその時の様子です。 (写真はお施主様の了解済です)
「改装前の間取りからのビフォーアフターが楽しみですね。
あと、この現場での毎週のブログを見て下さい。」
などと打ち合わせ兼お話しをさせていただきました。
来週は、給排水設備(水道)工事の配管や解体後の墨出し(間取りの位置だし)
等を行ないます。
2011.10.18
先週に引き続き解体工事を行ないました。
おおよその解体が進み解体完了が近づいてきました。
一部の壁と床下地を利用しますが、ほぼワンルームな状態です。
これから、計画の間取りに合わせて区切られていきますが、
その前にも、まだまだ行なうことがあります。
水道設備の配管を新しいプランに合わせて施工します。
「サニタリーの配管状況」
造作の手洗いカウンター設置し、その上に陶器製の角型ボウルを取り付ける計画です。
I 型のキッチンに家具カウンターを設置します。
調理作業として利用したり、少人数の食事テーブルに使用したりと
多目的に使えて便利ですね。
トイレの配管状況です。
トイレは、タンクレスを設置、新たに手洗いコーナーを設けています。
サイドに飾り棚的なカウンター兼左端に丸いボウルをカウンターに置いて
実用的に尚且つ素敵なアクセントにもなります。
キッチンやサニタリーの造作カウンター・トイレスペースなど
魅力的な部分がいっぱいですね。
それぞれのスペースも順に進行に応じてご紹介していきますので
進捗状況と共に楽しみにしていて下さい。
2011.10.25
2011.11.01
先週から木工事が始まりました。
新しい間取りに伴い、既存床の根太補強や
一部の床の断熱の敷き込み充填を行なっております。
既存床部分です 下地ベニヤを剥がして確認している状況です。↓
床鳴りなど無いようにしっかりと土台との接合箇所を確認し、
固定して根太補強材を取り付けて断熱材を入れています。↓
仕上がってからでは触れない部分ですし、これから次の工程で
新しいプランの間取りになって間仕切壁が立っていきます。
しっかりと足元を固めていく大事な作業です。
寝室の天井組みも始まっております。
こちらは既存の天井高よりも、解体後に10センチ程プラスして
高さが上げられ、スペースが確保できる事が判りました。
良かったですね。
床下地補強の工程と平行して、浴室のユニットバスの組立も入りました。
やはり改装工事の要で有ります、木工事が始まっていきますと
現場が活気づいてきますね!!
これから間仕切り壁が立っていきます。
現場の景色が日に日に変わっていくのが楽しみです。
2011.11.08
先週現場レポートの既存床の根太補強や
一部の床の断熱の敷き込み充填が完了しました。
しっかりと足元固めが完了して、
新しいプランの間取りの間仕切り壁下地組みが始まりました。
ダイニングから廊下方向を見ている写真です。
間仕切りの柱がにわかに立っていくと壮大です。
現場の景色がガラッと変化していきます。
玄関からLDK入口方向を見ている写真です。
斜めにLDK入口に向かっていく廊下の感じがわかるでしょうか?
右の白い枠が廊下収納、左の白い枠が寝室の入口です。
キッチンの背中側。
床から約2m弱位の壁下地が見えるのがわかりますか?
こちらは、冷蔵庫とお手持ちの食器戸棚が納まる壁になるスペースです。
上部は、オープンにして開放感を確保しています。
間仕切壁下地や各部屋の建具枠の取り付けを行なっていきます。
各部屋の仕切りが出来てきて、部屋のボリューム感が感じられる所まで
進行してきました。
この後、リビングに隣接する和室も進んでいきます。
二方向の角に障子が入ります。
角にあえて柱を設けず、二方向の建具を開けるとリビングとつながる
開放的なプランになっています。
その辺の所は、次回の現場レポートにてご報告いたします。
お楽しみに。
2011.11.15
先週から始めた各お部屋の間仕切・壁下地や天井下地組みがかなり進んできました。
今回の改装の特徴でもある斜め廊下も木下地壁の柱が立ち並び存在感が出てきましたね。
斜め廊下の下地組み状況です。リビング方向から玄関ホールを見ています。
LDKにつながる和室も進んでいます。
天井下地貼りや前回にお話しました2方向の障子開口の枠も
付き始め和室らしい雰囲気が出てきました。
平行して床の防音フローリングの敷き込みも始まりました。
やはり床が貼れてきますと、さらに現場の景色が変わってきます。
明るめのフローリングが温かみも感じられとても良い感じです。
木工事も中盤から終盤に向かいつつあります。
様子が日々変わっていくのが、楽しみですね。
いよいよ木工事も終盤になります。
これから棚やカウンター、ニッチ、欄間など魅力的な部分があります。
こちらも次回レポートしますお楽しみにしてください。
2011.11.29
工事の大部分を担っていました木工事が完了し、内装仕上げに入りました。
まずは、クロス貼り工事の工程です。
クロスを貼る前に天井・壁の下地の石膏ボードにパテを塗り、留めている
ビスや継ぎ目を無くして表面を平滑にしていく作業から始まります。
下地調整の工程が進み、クロス貼りが始まりました。
クロスが貼り進み、また現場の景色が変わりましたね。
トイレのクロスも貼れてきました。
正面の青紫のクロスと壁の柄クロスとのコントラストも良いですね。
カウンターも良い感じです。
ここのカウンターにこの後、手洗いボウルを設置します。
ここも仕上がり完成が楽しみです。
この後 珪藻土左官工事・タイル工事・家具工事と各仕上工程が続きます。
次回の現場レポートも楽しみにしてください。
2011.12.06
内装工事が進んでいます。
クロス工事から室内壁の珪藻土塗りに入っています。
珪藻土壁は、玄関~廊下~LDKへと続くアクセント壁です。
写真でグレー色に見える部分が珪藻土壁です。
まだ塗り立てなのでコテのパターンが写真ですと見えにくいかもしれません。
次回乾燥後のコテの仕上パターンをご紹介しますのでお楽しみに。
アクセントの珪藻土壁は、ここ以外に和室の床の間の壁にも施工しています。
こちらは、コテでウェーブ(波模様)にしています。
こちらも次回乾燥後のコテの仕上パターンをご紹介します。
お楽しみにしてくださいね。
一部先行で家具工事も始まっております。
キッチンの吊戸棚収納が家具製作しています。
サニタリーの手洗いカウンターの正面も家具工事があります。
正面の壁が鏡仕上げで、左壁の中のスペースが利用可能でしたので
鏡を開きますと収納仕様になっています。
すっきりとしながらも収納スペースを確保しています。
素敵で便利ですね。
タイル工事も始まりました。
キッチンの壁に白いモザイクタイルを貼り始めています。
ちらっと白い部分をのぞかせていますのがわかりますか?
これからキッチン・サニタリー・トイレの壁。
そして、玄関の床とタイル工事が進んでいきます。
タイル仕上げ・造作建具・その他造作家具も進んでいきます。
こちらもレポートしていきますので、次回にご期待下さい。
2011.12.13
前回に続きまして内装工事が進んでいます。
室内壁の珪藻土塗りが完了しました。
乾燥後の写真です。
コテ仕上のパターンがみえるでしょうか。
淡いグレーの珪藻土色です。
キッチン間仕切り壁の珪藻土壁。
パターンは、ランダムというコテ仕上です。
和室 床の間のアクセント珪藻土壁です。
パターンは、ウェーブ(波模様)のコテ仕上です。
タイル工事も完了しました。
トイレカウンター前のアクセントタイルです。
かわいい黄色の手洗いボウルも設置しています。
サニタリースペースも仕上りました。
カウンター前のアクセントタイル(水色)も完了し、
白い角型の手洗いボウルも設置しています。
白いボウルと水色のタイルとのコントラストが素敵に仕上がりました。
造作建具も吊り込まれています。
先ほどのキッチン間仕切り壁の写真にも写っている廊下~リビングの建具は、
四角い模様のガラス(チェッカーガラス)がアクセントのデザイン建具です。
廊下からリビング方向の写真です。(最初の写真の右側に見える建具です)
和室の障子も入りました。
こちらは、3枚の障子と2枚の障子が2方向から走る建具です。
造作家具も入り始めました。
玄関の下駄箱収納です。
右側には、傘も収納出来るようになっています。
いよいよ各仕上工事も終盤になります。
完成までラストスパートといったところでしょうか。
完成まであとわずか、気を引き締めてしっかりと施工していきます。
2011.12.20
仕上げ~クリーニング
内装関連の仕上工事(クロス工事・左官工事・建具工事・家具工事)が完了しました。
引き続き次の設備仕上工事(給排水設備工事・電気設備工事)に入り各設備品の
取り付けが完了しました。
全仕上工程が完了し、クリーニングを行ない和室の畳の敷き込みも完了です。
社内検査(完工検査)・下見会(お施主様検査)
社内検査では、電気点灯・コンセント、TVの通電等のチェック
給排水設備の通水チェックから各内装関連のチェックまで
すべて細かく最終チェックを行ないます。
各工程の仕上業者さん達もその都度チェックしていきますが、
全体的に総合して社内の視点にて検査を行ないます。
社内検査にてチェック事項の是正工事を行ないお引渡しまでに
しっかりと仕上げていきます。
次回は、ご待望のお引渡しです。