平 良介 2021.02.15
こんにちは。
工事部の平です。
2月になっても、まだまだ寒い日は続いています。
緊急事態宣言は1ヶ月延長になり、
油断ができない状況が続きますね。
我が家は、新型コロナウイルスという
厄災を祓うべく、2月2日に豆まきをしました。
今年も健康に過ごせることを願っています。
さて、今回はルーフバルコニー工事についてお伝え致します。
今回の建物は、木造ツーバイフォー工法の2階建てです。
この小屋裏からアクセス出来る、海や富士山が見える
ルーフバルコニーを造る計画です。
既存の屋根部分を解体して、
4畳半くらいのバルコニーを造っていきます。
立面図で見るとこんな感じです。
◯既存
◯計画
まず解体する前の写真です。
このハイサイド窓の下の屋根を壊して、
バルコニーに改装します。
この建物の屋根は、棟違いがあり、
さらに越屋根の棟も絡み合う複雑な形状でした。
屋根のリフォーム工事は漏水に直結するので、
納め方がとても重要になります。
事前に屋根業者、設計、当社技術責任者と
念入りに打合せを重ねてから、
より良い方法を考えて施工にあたりました。
そして、解体です。
既存で残すところの打合せを綿密に行い、
慎重に作業を進めたので綺麗に解体ができました。
屋根がなくなり、小屋裏の床レベルの
ベニアが見える状態になりました。
これだけでも開放的なバルコニーになる兆しが見えます。
続いて、屋根が無くなったので、
下階のための雨養生も行います。
ブルーシートと木材で簡易的な屋根を造りました。
中はこんな感じです。テントみたいですね。
以上で解体工事が完了です。
ここに大工さんがバルコニーの形を造っていきます。
まず、バルコニーの床の下地です。
雨水が流れるように勾配やドブを造ります。
勾配は、高さの違う木材を使って造作します。
その後、バルコニーに手摺壁の下地を造り、
防火の為のケイカル板を張り付けて、
バルコニーの下地が完成しました。
この下地の上に防水処理を行います。
今回はFRP防水を施工します。
一通りの下地ができてルーフバルコニーの
全容がわかるようになってきました。
出来上がりがとても楽しみです。
次回のブログではフェンスがついて完成した様子を、
ここから見える素晴らしい景色と共にお伝えできればと思います。
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