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スタッフブログ

大坂 崇徳 2022.06.13

住まいのお悩み相談例 ~雨樋がつまって困っています~

今年は例年より早く梅雨入り

してしまいましたね。

 

ただでさえこの春は

天候が不順でしたので、

外装の工事が、

なかなか思うように進まず

困っていたところに

追い打ちをかけられた形です。

 

自然には逆らえないとは

わかっていても、

もう少し気持ちよく晴れて欲しいと

思ってしまう今日この頃です。

 

今週はやっと花粉症がおさまったと思ったら、

憂鬱な梅雨の陽気に悩まされている

大坂が書かせていただきます。

 

悩みと言えば、私たちは日ごろから

お客様の住まいにまつわる悩みの

ご相談をたくさんお受けします。

 

間取りや部屋数、

収納不足などのお悩みはもちろん、

耐震や暑さ寒さの改善など、

改装工事に関わるお悩みを

解決するのが私たちの主業ですから

当然ですが。

 

しかし、

それほど重大ではないけど、

ちょっと困っている、

簡単に直ったらうれしい、

といったご相談も結構

お受けするのです。

 

今回は、そんな小さな

お悩みの代表のひとつ、

雨樋のつまりについての

改善策をご紹介いたします。

 

雨樋がつまる原因のほとんどは、

落ち葉や小枝などが軒樋に飛来し、

それが縦樋との接続部分に

溜まって起きます。

 

すると雨水が流れずに

軒樋からあふれてしまいます。

 

 

実は、このようなお宅は結構

お見掛けします。

 

お住まいの方は、

雨が樋からあふれて地面に

落ちる音で気づいてはいても、

ご自身ではどうすることも出来ずに

放置されていることが

ほとんどのようです。

 

確かに屋根の軒先にある樋を

掃除するのは一般の方には

危険ですし難しいと思います。

 

かく言う私の自邸でも、

カーポートの樋が毎年落ち葉でつまり、

間口の中央あたりで雨水があふれ落ちる

ということがあり、脚立に上って

掃除するのが恒例となっています。

 

カーポート程度の高さだから

出来るのですが。

 

ですので、

もし屋根の樋のつまりを解消したい

場合は専門業者にご依頼ください。

 

そして、樋をつまらせないための

予防策としては「落ち葉止め」が

あります。

 

※画像はパナソニックの落ち葉除けネット

 

各メーカーから様々な商品が出ていますが、

基本的にはどれもネット状のものが

軒樋内に落ち葉等が入るのを防ぐ

役割をしています。

 

ただ、この落ち葉除けは、

採用に際しては注意が必要です。

 

実は、このネットの上に

落ち葉が溜まってしまうのです。

 

 

これは私共で工事している

お客様宅の樋の状況です。

 

日常的に落ち葉が飛来する環境なので、

落ち葉止めが付いていますが、

この上に常に結構溜まっているようです。

 

この落ち葉は、時間とともに

腐葉土化してネットの下に落ちるか、

風で飛ばされます。

うまく飛んで行ってくれればいいのですが、

どんどん腐葉土化して溜まると

こんなことも起こります。

 

 

見事に草花が育っています。

やはり自然の力はすごいですね。

 

落ち葉止めを設置した場合は、

これがあることで樋の上面で

落ち葉等が溜まることがあり、

年月を経ると樋の中には

腐葉土化した土が溜まってしまう

こともあるということです。

 

メリットとデメリットを

検討して採用してください。

 

ちなみに、このお宅では

落ち葉止めが無ければ確実に

縦樋がつまってしまうという事と、

約10年の間に草花は出来てしまった

ものの縦樋につまりはなく、

雨水があふれることが無かったので

落ち葉止めに一定の効果があると

判断して、工事の際に復旧しました。

 

 

屋根もきれいに塗り直しています。

 

今回は、雨樋のつまりのお悩みに

ついてご説明いたしました。

参考にしていただければ幸いです。

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