平 良介 2022.06.20
こんにちは。
工事部の平です。
梅雨の時期になり、
雨の日が多くなりましたね。
我が家は先週末に運動会がありましたが、
何とか雨も降らず、
行うことが出来ました。
子どもの成長した姿を見ることができて、
とてもよい思い出になりました。
さて今回は、
先日行った改装工事について、
お伝えしようと思います。
今回の工事内容は、
和室の畳や障子を撤去して、
床にフローリング、
天井に羽目板を張って
洋室に変える工事です。
改装前の和室の写真です。
この和室を改装していきます。
まず大工さんが羽目板や
フローリングを張ります。
通常、畳の厚みは60ミリのことが多いので、
12ミリのフローリングを張る場合は
高さを合わせる為に
木下地を組んでかさ上げします。
今回の建物は畳の厚みが
15ミリであった為、
12ミリのフローリングは
畳を撤去したところに
直接張ることができました。
今回、障子がなくなり、
プリーツスクリーンになるので、
障子用の鴨居の溝を埋めました。
飾り棚もタモの集成材で造りつけました。
また今回は、押入れの上に
長押風のハンガー掛けを
造りつけています。
このハンガー掛けは、
タモの無垢材を使用しています。
この無垢材は、加工の工場に
寸法をミリ単位で指示をして、
現場に納品しています。
正面にビスの穴が見えないように
2つのパーツに分けました。
壁に凸がついている木材①を
しっかりとビスで固定し、
その凸部分と噛み合う溝を掘った
木材②を接着材で固定します。
凹凸を作ることによって
接着剤での固定が
より強固になるようにしました。
側面は組み合わせた木材の継ぎ目が
見えないように、
正面の材を折り返して造りました。
大工工事が終わると、
仕上げ工事と呼ばれる、
クロスの張替えや、建具の交換、
プリーツスクリーンの取付を行います。
一部屋の仕上げ工事は、
あっという間に進んでいきます。
工事期間は2週間程の短い工事ですが、
元和室だった良さを活かした
雰囲気の良い洋室になりました。
和室を洋室に変えたいと
思っている方がいましたら、
参考にしてみてください。
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