蓮実 正貴 2023.07.24
こんにちは。
設計部の蓮実です。
関東も梅雨が明け、
これから本格的な猛暑が
やって来ると思うと憂鬱な
気持ちになってきますが、
熱中症には十分気をつけて
過ごしていきましょう。
さて今回、ずっと前から両親を
北海道に連れて行ってあげたいと
思っていながらも、なかなか
その様な機会を作る事が
出来なかったのですが、
私自身の子育ても
落ち着いてきたこともあり、
やっと実現する事ができました。
今回の旅行は王道ではありますが、
小樽・札幌方面と富良野・美瑛方面に
行ってまいりましたが、小樽の様子を
少々ご紹介させて頂きます。
小樽と言えば「小樽運河」が代表的な
観光スポットになりますが、
建築目線で色々な物を見てみると
新たな発見をする事ができ、
楽しい観光となりました。
ではご紹介を。
北一
こちらの建物。明治24年に建てられた
木骨石張りの倉庫となるそうですが、
外壁に張られている石は
小樽で採石された軟石を
使用しているそうです。
軟石は断熱性能にも優れているそうで、
小樽運河に立ち並ぶ倉庫に多く
採用されています。
運河倉庫
運河添いに建てられている倉庫群。
今では倉庫としての使用はなく、
レストランや結婚式場などに
再利用されておりましたが、
昔の雰囲気を引継ぎながらの
新しい利用方法は様々な地域で
注目されていますし、
空き家の再生利用というのも
先日テレビで特集されておりました。
こちらの建物は今解体の危機に
さらされているそうですが、
寄付金を募り修繕しながら残していこう
という動きもあるそうです。
この写真の扉の左側に写っているのが
荷物を下にスベリ落とすシューターと
言われるもの。
右側に写っているのは
手動エレベーターとの事です。
明治時代にこの技術。
やはり先人の方はすごいなと
改めて感じさせられました。
寿司
観光の締めはやはりこれ！
北海道の海の幸を堪能させて頂きました。
今回のご紹介はここまで。
小樽観光では改めて、
古き建物の存在価値や再利用方法
などについて、考えさせられる
ものとなりました。
住宅業界では空き家問題が
注目されていますが、
少しでも再生利用について
考えていければと思います。
次回は富良野・美瑛方面での大自然を
ご紹介させて頂ければと思います。
ではまた。
蓮実
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