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平野 聡史 2023.08.21

Summer

こんにちは、設計の平野です。

私が一年の中で最も好きな

「夏の終わりころ」が近づいてきました。

二十四節気では、8月23日頃~9月7日頃を

「夏がすぎるころ」を意味する

「処暑」というそうです。

 

曲で言うと、久石譲さんの「Summer」。

 

個人的にはこの曲が最もフィットするのは

夏の終わりだと感じます。

この曲を聞くと泣きそうになるのは

なぜでしょう?

 

麦わら帽子をかぶり田園を歩いた情景

ワクワクして楽しかった夏の思い出

それが過ぎ去っていく切なさ

 

きっとこの曲を聴いた人の数だけ、

思い浮かべられる夏の思い出が

あることでしょう。

音楽のチカラってすごいな。

すごいな久石のオジサン!

(失礼しました)。

 

さて、

猛暑の夏、神奈川県の南西端に位置する

真鶴町に建築させていただいた住まいを

お引き渡し致しました。

 

ちょうどその週末には

町をあげてのお祭りの準備が

進められているところでした。

 

貴船まつり

 

敷地は海からほど近い崖に面しており、

敷地内の一部が「土砂災害特別警戒区域」となり、

建物の配置・構造に大きく制限がかかったため、

プランを終着させるまでにいくつもの検討を

重ねました。

 

法的な制限やコスト面のハードルにより

なかなかしっくりくるプランに辿り着けず

悩んでいた中、

一緒に敷地を見ていた一ノ瀬が、

「なんとなくここにソファ置いてこんな感じ

のイメージが良いと思うんですよねぇ~」

とラフもラフに描いたスケッチが、

「お、、それいいかも」と

プランの手がかりとなり、

寸法の調整を重ねながら

最終的なプランに落ち着きました。

 

真鶴の住まい

 

風景を壊さない素朴な そとん壁。

柔らかな中にも、

崖を保護するコンクリートに負けない

力強さを持たせたくて、

杉板を型枠にしたRCの門柱は

私がゴリ推しして

採用いただいてしまいましたが、

良かったと思っています。

緑が入るとより良い雰囲気に

なることでしょう!

 

内部の様子はプラン原案を考えた

一ノ瀬に託します(笑)

 

私たちが携わった住まいが、

そこにお住まいになるご家族や、

来客として訪れた人の情景の一部として

夏の思い出の中に溶け込んでくれたら

嬉しいなぁなんて、

そんなことを思いました。

 

港町の風景

 

それではまた。

平野

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