日々の暮らし 2024.04.08
こんにちは。
花の季節まっさかりですね。
先日OBのお客さまより、
『庭のジューンベリーの花がもうすぐ咲きそうですよ。
デッキでお花見をするのが楽しみです』と
メールをいただきました。
ハッとして、自宅の庭のジューンベリーを見てみると
いくつかの蕾が今にも咲き出しそうでした。
少々余裕のなかった日々の生活が、
気持ち的にとてもほっこりさせてくれました。
これは数年前の自宅ジューンベリー満開時。
今年は寒の戻りが長引き桜の開花も遅め。
ジューンベリーも毎年同じころに開花します。
実のなる木としてお勧めすることも多い木ですが、
春は白い花、夏は赤い実、秋は彩り豊かな紅葉、
葉を落とした冬もその樹形もなかなか美しいです。
実のなっているときは鳥たちがやってきます。
鳥の声も森の中にいるようなBGMになり癒されます。
目も音も香りも味覚も楽しめ、
一年を通して魅力的な木だと思っています。
そして、
森の里のいえにも春の様子。
ブルーベリーの木の足下にスイセンが
見事に咲いていました。
元のお庭の土中に球根があったので、
造園屋さんが入れておいてくれたそう。
ブルーベリーも元のお庭からの継承木。
合わせてスイセンたちも
自分たちいつも通りですって、
なんだか誇らしげな姿にみえてきます。
森の里のいえの春の庭も豊かです。
ぜひお越しください(※予約制ですが)。
さて、先日完成お住まいの少しご紹介。
吹抜のある住まい。
やわらかな陽ざしが吹き抜けを通して
リビング空間全体に拡がります。
そして、吹抜の窓を通して空への視線が抜け、
市街地であってもリビングから空を感じられます。
1枚目2枚目、吹抜からとりましたが、
やっぱり人が入るだけで
(お子さんがはしゃぎ疲れた様子ですが笑)
ぐっと家になりますね。
そして3枚目のアプローチは、
少しのスペースでも
植樹をさせていただきました。
常緑のソヨゴです。
玄関まわりを彩るとさらに
グッと住まいになります。
暮らしがはじまってからの様子を
伺えると本当に嬉しいです。
花が咲いた、実がなった、
鳥が来たなど庭の変化や、
壁に陽の光が差し込む様子や、
窓から花火がみえたとか、
ここでお酒を飲みました、とか、
子供が床に早速傷つけました、
でも気にしません、とか、
なんでもいいのです。
暮らしがはじまってからの
そんなお言葉や写真をいただくことほど
嬉しいことはありません。
私たちとともにつくった住まいが
日々の暮らしに一瞬でも
心動く瞬間があることは、
本当にこの上ない幸せです。
ジューンベリーの開花宣言を
教えてくださったお客さまより、
もう一枚写真をいただきました。
吹抜上の壁の写真です。
朝陽がお隣の窓に反射して、
おうちの中に入ってくるそうです。
実は東南に住宅が迫っている立地の
こちらのお住まいでは
朝陽はほとんど望めませんでした。
ですが、思いもよらない方法で
朝陽を取り込んでいました。
ペンダントライトが
そのまま美しい影が写し絵を作り、
こんな情緒的な壁となっていました。
冒頭の写真ですが、
咲き始めたわが家のジューンベリー。
足下のフリージア、
そしてどこからともなくやってきた
ハナニラと合わせて活けてみました。
他の写真も庭からの贈り物。
そして、乙女椿と乙女犬。
これも暮らしの風景。
ご愛顧を。
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