日々の暮らし 2024.07.01
住まいの役割として
古から四季折々の風景を
楽しむ習慣がありました
障子を開け 感じる
空と光と葉々のコントラスト
風が運び入る
木々や花の匂いとさざめき
先人が紡いできた
安らぎをもたらす暮らし方
耐えがたい暑さの現代においては
住宅環境の変化をもたらしました
開口部の断熱性能を高め
閉じた状態でも視覚的に
季節を感じさせる工夫が必要となります
緑が豊かになる今の季節では
そのガラスの向こう側の景色を
どう取り込んでいくのか
私たち設計側が
常に意識しないといけない
大切な要素と思います
太陽高度が最も高くなる夏至
そんな緑を感じる暮らしの事例でした
友坂
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