服部 佳聖 2024.08.19
こんにちは。服部です。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
毎年のことかとは思いますが、
今年も暑い日が続いておりますね。
夏バテにならないよう、
しっかり睡眠をとり、
体調にはお気を付けください!
さて今回は、
先日お引き渡しを迎えた事例の紹介を
させていただこうと思います。
箱根町にあるマンション改装の事例となります。
松下の方でも紹介させていただいているので、
ぜひ合わせてご覧ください。
私の方では、
設計的な工夫した点をご紹介できればと思います。
ゾーン分けされたベッド
まず初めに、目を引くのは
やはり居室のベッドゾーンかと思います。
お部屋の中心に位置し、
部屋として区切る寝室ではなく、
キッチンやリビングと合わせた
ワンルーム空間となっております。
壁がないものの、
床の段差や、
キッチンとの境の間仕切り家具によって
緩やかにゾーン分けをしております。
床の高さは、1段でストレスなく上がれるよう、
かつ、朝起きたときに窓越しの景色を
楽しめるよう
ベッドの高さも考慮して調整しました。
間仕切り家具上の照明は、
集光タイプのダウンライトとすることで、
手元をしっかり照らしつつ、
寝ている際もまぶしくないようにしております。
ベッドのヘッド部分の格子
こちらはお客様のご希望により、
取り入れることになりました。
はじめに、イメージ写真をいただところ、
ヘッド部分に木格子のある、
木質感を身近に感じられる落ち着いた
寝室のイメージがありました。
格子の寸法やピッチを調整し、
無骨すぎず、繊細過ぎない
ちょうどよいバランスを探りました。
また、格子の裏にはベニヤを納め、
モノやほこりが中に入らないようにしております。
裏地のベニヤが陰ることで
表の格子のみ浮かび上がり見えるようするため、
色の濃いラワンベニヤを使用し、
格子の奥行も検討を重ねました。
床との取り合いは、
ホコリが入っても掃除機で吸い出せるように
浮かせております。
最終的には全体のご使用のされ方と
作りこみのバランスがとれた
内容になっているのかと!
ぜひ、ごゆっくりお過ごしいただければと思います。
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