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スタッフブログ

平野 聡史 2025.07.14

小さな家に広がる心地よさ

こんにちは、設計の平野です。

7月も半ばに差し掛かろうとしています。

 

お引渡しを間近に控え、

絶賛外構工事中のS様邸。

 

土間コンクリートの段取りを

しているところにピンポイントで

一時的な梅雨逆戻り?の雨天予報で

外構屋さんから悲鳴が・・・

 

暑かったり肝心なタイミングで雨だったり、

大変ですが頑張っていきましょう!

 

 

・・・S様邸は閑静な住宅地の

60坪の土地に建てた、

ご夫婦おふたりのための延床26.5坪の

コンパクトなお家です。

 

木造平屋住宅の古家付きの土地で、

その解体工事から、

お手伝いさせていただきました。

 

建物本体が完成した様子です。

 

既存樹木と新築

 

既存の樹木は、解体前に打ち合わせをして

玄関側は3本を残しました。

梅の木が2本と、もう一本は

建築協定によって街路樹のように

街並みの一部になっている木です

(樹種名を失念しました、すみません・・・)。

 

これから剪定は必要ですが、

これらの木があるおかげで、

新築した家が、「新築しましたー!」

と主張しすぎることなくこの場所に

自然に馴染んでくれているのを見て、

残して正解だったと思いました。

 

玄関正面

 

玄関を開けたところ。

通りから中が丸見えにならないよう、

ニッチを設けた壁で視線を受け止めます。

 

壁の左側がトイレ。

 

トイレ引戸

 

壁の右側がLDKの出入口です。

 

LDK出入口

 

LDK出入口のガラス戸は、

アシンメトリーなレイアウトで

格子を入れた造作のガラス戸。

 

ガラス戸

 

実は格子で囲まれた形状の中に、

この家の平面形状が隠れている(!)

というS様のユニークな発想を

カタチにした、唯一無二の建具。

 

こちらのお家は、3.5間角の正方形に、

4帖の長方形がくっついた平面形状を

しています。

その寸法バランスを格子のレイアウト

のモチーフにしたい、というのです。

面白いですね、やりましょう!

ということでS様が描かれた

デザイン案をベースに

寸法を微調整してお造りしました。

 

ハイ、そのモチーフが

そこに隠れていることは、

きっとS様と私にしか分かりません(笑)

いいんです!!

そんな、自分たちだけのこだわりを

叶えられるのも造作の楽しさです。

 

 

LDKは、12帖のLDに、

4.5畳+1.5帖の客間兼タタミリビング。

 

ダイニングキッチン

 

ダイニングは大きな掃き出し窓に。

外構でこれからウッドデッキを造ります。

 

その後、窓装飾が付いて

落ち着いた雰囲気になりました。

 

 

タタミの部屋とLDは3枚引き戸で

間仕切りができます。

 

 

 

畳の部屋は、隣家が迫る東側には

開口部は設けず、壁で受け止め、

北に地窓、南にはお庭を眺められる窓を。

それぞれ内障子を仕込んだので、

落ち着いた光が差し込みます。

 

上の写真をもう一度ご覧ください。

キッチン・ダイニングから見て

東側への視線は壁で受け止めました。

対して、

写真左にある洗面化粧台側に目をやると、

ハイサイド窓から外の緑が見えるのが

分かりますか?

 

LDよりも13センチ高さが低い

玄関ホールの板張り天井が

そのまま洗面台の上まで続き、

最後は窓で外に視線が抜ける、

という仕掛けがこの住まいの魅力に

一役買ってくれたと思っているくらい、

このようにして正解でした。

 

洗面化粧台

 

そして、この化粧台の写真に色気を

感じてしまうのは私だけでしょうか?

多めの木質感で凝縮された感じと、

ボウルとタイルの艶感・・・

共感できる変態の方がいたら

お声がけください(笑)

 

玄関正面のニッチのある壁の裏は、

飾り棚を添えた、テレビを受け止める壁。

 

飾り棚の壁

 

タタミ部屋は明るいDKに対してほんのり暗く、

落ち着いた雰囲気になります。

 

 

 

窓から見える緑は、残した既存樹木。

外構造園工事にて既存樹木の移植や、

新たに植える木も計画しています。

 

 

 

地窓からは、

今は車(これは現場監督の車)が

見えてしまっていますが、

安心して下さい、木植えますよ!

 

 

 

キッチンは、全て造作に見えますが

実はコンロ側はクリナップの既製品。

(吊戸棚は造作)ここはコストに

メリハリをもたせました。

 

 

・・・ご紹介は以上です。

1階の主要スペースだけに

絞らせていただきました。

 

こちらの住まいは、

 

明るいところとほんのり暗いところ

視線が止まるところと抜けるところ

があります。

 

それらがメリハリつきすぎていると

疲れてしまうのですが、

ちょっと曖昧に共存しているような、

いい塩梅で心地の良い住まいに

なるのではないかと思っています。

 

S様、お引渡しと外構完成までもう少しです。

楽しみにお待ちいただけますと幸いです。

 

それではまた。

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