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スタッフブログ

服部 佳聖 2025.12.22

造作家具の造りてによる違い

こんにちは。服部です。

2025年も残り10日となりました。

しかし、ブログを綴っている今頃は、

最低気温10℃/最高気温18℃という、

全く年末らしくない天気です、、(笑)

寒暖差には気を付けながら

過ごしていきたいものです。

 

さて今回は、お打ち合わせの中でも

よく話題になるテーマ、

住宅づくりの中で欠かせない

存在となっている「造作家具」

について触れてみたいと思います。

 

 

造作家具の魅力は、

収納やTVボード、洗面台など、

空間に合わせてつくることで、

既製品では得られない

納まりや統一感が生まれる点では

ないでしょうか。

 

その中でも、造作家具を作る際に、

“誰が作るか”というのが1つポイントに

なります。

 

「大工さん」によるものと、

「家具職人さん」によるものがあり、

それぞれの特徴についてまとめてみました。

 

~大工さんと家具屋さんによる

造作家具の違いについて~

 

やはり大工さんと家具職人さんでは、

それぞれ使う道具や得意にしている

技術などが異なります。

①納まり

②仕上がり

③計画

の3つの視点で見ていきましょう。

 

◆大工さんによる造作家具の特徴

①納まり:建物と一体になった造り

大工さんの造作家具は、

建物の構造や下地を理解した上で

施工されるのが大きな特徴です。

具体的には、壁の内部など

見えないところでのビス留めなどにより

固定をしていくことが可能です。

壁・床・天井と一体で考えられるため、

隙間の少ない納まりや、

現場での微調整に強みがあり、

壁面ぴったりに収納などを

作ることができます。

 

 

②仕上がり:シンプルな構成

使用する材料は、ランバーコアや

集成材などが中心で、

建具や内装材と馴染みやすい、

住宅らしい仕上がりになります。

一方で、細かな面取りや塗装精度、

金物の収まりなどは、家具と比べると

シンプルな表現になることが多いです。

また、材料とその組み方の特性上、

接合部のビスや込み栓、

素材の取り合う部分などがデザイン

として出てくる場合があります。

 

 

 

③計画:①の納まりとも重複しますが、

壁から持ち出すことによって、

床から浮かせたデザインをすることは

大工さんの仕事になります。

一方、壁内部の断熱欠損や

家具の安定性を考え、

必ずしもそのデザインが適切な

場合ではないこともあります。

その場合は、置き家具としながらも、

足元がすっきりするデザインにすることで、

軽やかさを演出します。

 

 

◆家具職人さんによる造作家具の特徴

①納まり:工場製作ならではの精度

基本的には工場で製作し、

現場で据え付けるため、

寸法精度や可動部分の品質が安定しています。

その反面、現場での大きな寸法変更や

納まり変更には制限が出ることもあります。

 

家具職人さんでも壁の間にぴったりに

計画することも可能です。

壁との隙間は基本的にはコーキング

によって施工します。

 

 

またデザインとしては、

床に位置する“置き家具”や

壁に固定する“吊り戸”のほかにも、

大工さんの施工中に設置を進める場合などでは、

より建築と一体となった形として

作ることもあります。

 

 

②仕上がり:家具としての完成度が高い

家具職人さんは、家具をつくる専門職。

角の処理、面の精度など、細部まで

完成度の高い仕上がりが期待できます。

素材につては、突板などを用いることが多く、

材料の断面や接合部が現れず、

すっきりした見た目にすることが可能です。

また、塗装も工場で施すことができるため、

その点でも仕上がりの品質は高いでしょう。

 

 

 

③計画:扉や引き出しの有無、

脱着可能な造りにするか

扉や引き出しなど、

精度を求められる造りの場合は、

家具職人さんの手仕事が活きてきます。

また、「移動可能な置き家具」

として造るものや、

「はじめは固定しておくけど、

将来的に動かしたい場合」などは、

脱着可能な造りをする場合もあります。

 

 

以上のように、

家具の用途や素材など、

さまざまな要素をふまえて

設計を進めていきます。

 

TVボードや収納など、空間の中で

一体感を求める場合には大工さん。

デスクなど、身体との距離が近い部分や

手触りのよさを求める場合は家具屋さん。

など、適材適所にそれぞれ計画することを

心がけていきたいところです。

 

予算やプラン、全体の造り、

施工の段取りを考え、

判断することが大切かと思います。

 

そんなこんなで文章を書いていたら、

外では雪がチラチラ…

……なんてことがあれば

年末らしい景色でいいのですが、

そんなことは起きないですね、(笑)

 

今年も一年、ありがとうございました。

年末年始は少しゆっくりしつつ、

また来年も気持ちよくスタート

できたらいいですね。

どうぞ良いお年をお迎えください。

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