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スタッフブログ

大坂 崇徳 2026.03.02

凍結による室外機器の破損にご注意を

今年の2月8日には予想以上の雪が降って、

車の運転などでお困りの方も

多かったのではないでしょうか?

 

かく言う私も、

坂を上った高台に住んでいるので、

全く車を出せずに、

投票には歩いて向かうほどでした。

 

子供たちは、とても喜んでいましたが(笑)

 

今週は、寒いのは大嫌いですが、

子供のころは雪で遊ぶのが大好きだった

大坂が書かせていただきます。

 

雪が積もると、

工事中の現場の進行にも

影響が出るのですが、

今回はおかげさまで

大きな問題はありませんでした。

 

しかし、お客様からは修理依頼のご連絡が

数件ありましたので、今回はそのご紹介と

対策のご説明を差し上げます。

 

どの内容も基本的には室外の設備機器や

その周辺の配管の破損です。

 

雪の影響というよりは、

その翌日にかけての気温の低下が原因で、

機器内や配管内の水が凍結して

内側から破損した状態でした。

 

具体的な例をひとつ。

 

これは、エコキュートという

電気でお湯をつくるための機器で、

エアコンの室外機のような

ヒートポンプという機器と、

つくったお湯を貯めるためのタンクで

構成されています。

 

そのタンクから水が噴き出していました。

 

まずは給水バルブを閉めて水を止めて、

タンクのカバーを外します。

 

先に下のカバーを外して、

 

 

上のカバーも外すと内部の全体が

見られるようになります。

 

 

奥の白く見えるものが

断熱材に覆われたタンクの本体で、

その手前にはたくさんの配管が見えます。

 

このどこがが破損しているのですが、

凍結が原因の場合、

1か所だけとは限りません。

そのすべてを見つけなくてはならないので、

なかなか大変な作業です。

 

まず今回、水が噴き出していた箇所は、

給水管のストレーナーという部位です。

 

 

細かなごみを受け止める部材が

破損して吹き飛んでいました。

 

 

これは周辺の部品ごと交換します。

 

 

その後改めて、

給水バルブを開けて配管に圧をかけると、

配管の他の部位からも水が滴り落ちてきます。

 

 

 

 

見つけた破損個所を修理しては、

圧をかける、を繰り返して、

結果このタンク内だけで

4か所の破損がありました。

 

全ての破損箇所の部品交換を終えて

試運転をしていると、

タンクではなくヒートポンプ側からも

水が出てきている様子。

 

 

この配管の接続部分が怪しいです。

カバーを外すと、

タンクとヒートポンプをつなぐ配管の

接続部が2箇所とも破損して水が漏れていました。

 

 

この部品も交換して、やっと完了。

結局、計6か所もの破損が起きていました。

 

全て樹脂製の部品で、

幸い交換対応が可能な箇所でした。

 

近年は、コストダウンや軽量化のために

樹脂製の部品の割合が増えているそうです。

 

そのために凍結による破損が

起きたとも言えますが、

逆に部品交換だけで済んだ、

とも言えそうです。

 

昔は樹脂製の部品は少なく、

凍結によって鉄やステンレスの配管

そのものが破裂してしまい、

部品交換等の修理では対応できずに

新品に全交換せざるを得ないことが

多くありましたので。

 

なお、このエコキュート破損は、

電源のブレーカーを落としていたことが

原因でした。

 

通常、給湯器やエコキュートなどの

室外に設置される機器には、

一定の温度以下に気温が下がると

配管内の水を循環させるなどして、

凍結を防止する機構が備わっています。

 

ですので、仮にリモコン等の

スイッチをOFFにしていても、

元の電源を切らなければ、

この機構のおかげで凍結、

破損することはありません。

 

しかし、旅行や別荘などで

長期間使用しない場合に

ブレーカーを落とすことがあります。

 

その場合にはタンク内の水を抜き、

配管内の残水も処理をすることで

凍結を避けるのですが、

寒冷地や極度の気温低下が起きると

少しの残水でも凍結することがありますので、

水抜きを専門業者に依頼するか、

電源は切らない方が良いと思います。

 

また、機器内での凍結ではなく、

室外に露出している配管そのものが

凍結して破損する場合もあります。

 

例えば、給湯器に接続された

給水管や外水道への配管、

リフォームなどで設備機器を増設した際に

露出配管を行った場合などです。

 

これらは、配管を保温材で

保護しているのですが、

保温材が劣化していたり、

想定を超える気温低下が起きると

凍結してしまうことも。

 

寒冷地では配管に電熱線を施したり、

夜の間も少しずつ水を出し続けたりして

凍結を避けるのですが、

この地域では保温材の劣化が無いかを

冬に差し掛かる前に確認する程度で

良いかと思います。

 

いずれにしても極端に

気温が下がった翌朝には、

家の外周を確認して

水が噴き出したりしてないかを

見てみて下さい。

 

また、全ての給水箇所を閉めた状態で

水道メーターが回っていないかを

確認することも、

漏水を発見する重要な方法です。

 

気になった時には、是非お試しください。

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