平野 聡史 2026.06.22
こんにちは、設計の平野です。
梅雨に入りましたね。
この頃よく、
「衣食住を通じて季節の移ろいを感じ
楽しむことは人生を豊かにする」
ということを実感するようになりました。
40半ばを過ぎて、
多少なりとも感性が熟してきたのか?
いや、歳は関係ないのかもしれないけれど、
季節や行く場所に合わせて
着るものを考えたり、
旬な食材を使って料理をしたり、
季節を感じる草花の変化に気づいたり、
そんなことが妙に楽しくなった。

アガパンサス
この時期、道端の植え込みでも
よく見かけるアガパンサス。
涼しげな色と凛とした立ち姿が好きで、
自宅に植えてみた。

ギボウシ
当社モデルハウスでは
ギボウシが花を咲かせていました。
こちらも涼しげなお姿。
気候的には夏と冬しかなくなった、
四季じゃなくて二季になった、
などと言われる今日この頃だけれど、
草花の変化を感じると、
一年はいくつもの広がりを
感じることが出来る。
それは豊かなことだと、
私は思います。
着るものも季節によって
素材を変えてみる。
今は機能的な化学繊維でできた
素材が色々あるけれど、
私は着るものもなるべく
自然素材にしたいと思っている。
というか、
長く着ることができ、
クローゼットに残ってきたのが
結果的に自然素材のものばかり
だったので、やはり良いのだと
いうことが分かりました。
これは住まいの素材にも
共通する感覚。
秋冬はウール(通年使えますが)、
春はコットンが主役、
蒸し暑くなる梅雨から盛夏は
リネンが大活躍。
リネンは風通しが良くて、
天然の吸湿性と速乾性もあり、
シワも味として見ることが
できるので手入れがラク、
という、
日本の夏に適したいい素材です。
季節感と、行く場所の雰囲気に
合った装いをすることで、
よりその場、その時間を
楽しむことが出来ると思います。
さて、
先日は休暇を利用して、
伊豆の下田方面へ行ってきました。
1泊2日のささやかなひとり旅。
主な目的は伊豆のきれいな海で
サーフィンすることですが、
疲れ果てるまで波に乗ってから
ゆっくりと温泉に入り、
街に繰り出してビールを飲みながら
美味しいもの食べ、
宿に戻ってまた温泉に浸かり、
夜風に当たりながら酒を飲み、
夜はぐっすり眠る。
という一連のオプションが、
実はメインの楽しみだったりする旅。
もはや家族は誰もついてきません笑
(もうそれぞれ予定があるようで・・・)

多々戸浜
およそ10年ぶりの多々戸浜。
雲一つない晴天に綺麗な砂浜。
肝心の波は想定していたより小さく、
なんとかサーフィン出来るくらい
という波。
ま、折角来たし、
ということで休憩を挟みつつ
朝から昼過ぎまで入水。
その後、下田駅前に車で移動して昼食。

腹ごしらえをした後、
宿のチェックインまでは
少し時間があったので
周辺を散策することに。

ペリーロードのあじさい
ペリーロードを歩いていると、
近くの下田公園で「あじさい祭」を
やっているとのこと。
行ってみると、丘を登りながら
見渡す限りのあじさい。




想像以上、なかなかの圧巻でした。

みなと橋
風が気持ち良かった下田の港。
その後は宿にチェックインして
温泉で汗を流し、
念願のビールを飲みながら
金目鯛を食べ、また温泉に入り、、
という
先に書いた一連の流れを
無事コンプリート。
二日目は初日よりもさらに
波が小さくなり、
ほとんどサーフィン出来ず(笑)
北上して上原美術館に寄り、
そのまま山ルートで天城峠を
越えて帰ってきました。
今回、一番印象に残ったのは
伊豆の波ではなく、
「風の気持ち良さ」でした。
海から上がって
ウェットスーツを脱ぎ、
砂浜と同じような色の
リネンシャツに着替え、
コーヒーを飲みながら
しばらく海をボーっと
眺めていたときの気持ち良い風。
川沿いの道を歩いていた時に
感じた、抜けるような風。
露天風呂でちょっとのぼせた
身体に当たった心地いい風。
肝心の波はイマイチだったけれど、
ちょっとだけ贅沢な時間を
五感で楽しむことができ、
それはそれで豊かな
小旅行だったのかなと、
振り返って思いました。
今回は旅先でのできごとでしたが、
そのような季節ごとの
「なんだか気持ちが良いな」
という体験を、
住まいのなかでも沢山つくれるよう、
感性と技術を磨いてまいります。
平野
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