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小野寺優太 2026.09.14

夏、東北を巡って

こんにちは、設計の小野寺です。

少しずつ暑さも和らぎ、

夏の終わりが近づいてきましたね。

今年の夏は、例年に比べると

少し暑さが穏やかで、

過ごしやすい夏だったように感じます。

 

今年も地元の宮城へ帰省してきました。

やはり宮城は涼しく、

久しぶりの空気に少しほっとしました。

今回は帰省に合わせて、

少し足を延ばして岩手県の平泉にも

行ってきました。

 

平泉といえば、やはり中尊寺。

 

参道を歩きながら、

門から建物へと続いていく道や、

周囲の木々、

庭のつくられ方を眺めていると、

単純に「建物を見る」というよりも、

その場所へ向かって

歩いていく時間そのものが

ひとつの空間になっているように

感じました。

 

 

 

 

そういったことも、

場所の印象をつくる

大切な要素なのだと思います。

 

普段、住宅を設計しているときにも、

庭やアプローチ、

窓から見える景色などを

考えることがありますが、

こうした場所を歩いていると、

改めて「建物だけではなく、

その周りまで含めて空間を考える」

ということを実感します。

 

そして、今回の平泉で

一番見てみたかったのが、

中尊寺の奥にある

白山神社の能楽殿です。

茅葺き屋根の能楽殿が、

周囲を木々に囲まれた

静かな場所に建っています。

 

建物そのものも

もちろん印象的なのですが、

そこに至るまでの道のりや、

木々に囲まれた場所の雰囲気も相まって、

どこか神聖な空気を感じました。

今回は建物そのものだけではなく、

周囲の自然や場所との関係が

特に印象に残りました。

 

 

こういう場所に身を置くと、

住宅でも「どんな建物をつくるか」

だけではなく、

「どんな場所につくるか」

「その場所をどう感じてもらうか」

ということを大切にしたいな、

と改めて思います。

 

帰りには、南会津にある

大内宿にも立ち寄りました。

 

大内宿は、江戸時代の宿場町の

街並みが残されている場所で、

現在はお土産屋さんやお蕎麦屋さん

などが軒を連ねています。

 

 

 

 

私が訪れたのは夕方で観光客も

少なくなってきた時間帯でした。

昼間のにぎやかな大内宿とはまた違い、

静かな街並みをゆっくり歩くことが

できました。

 

茅葺き屋根の家々が並ぶ通りを

歩いていると、

観光に来たというよりも、

なんだか昔から

この村に住んでいるような、

不思議な感覚になります。

 

夏の帰省に合わせた短い旅でしたが、

普段の仕事とは少し違った視点から、

建物と場所について考える

良い時間になりました。

 

 

またどこか、気になる建物や風景を

訪ねてみたいと思います。

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