一ノ瀬 幸恵 2017.02.20
こんにちは。一ノ瀬です。
全国的な寒波で神奈川も雪が降ったかと思ったら、
先日には春一番が吹き、もう春はすぐそこですね。
季節が過ぎていくのはあっというまですが、
寒いのが苦手な私は早くコートを着ずに出かけたくて
うずうずしております。(花粉症の方はむずむずな季節ですね、、、)
そんな寒い日には家に引きこもりがちになってしまいますよね。
私も寒い日に家に引きこもって本を読んでいると、
ある小説の一文に“ふぐ刺しのしたに透けるお皿の模様”という一文が。
そういえば家にもそういうものってたくさんあるなぁ、と。
たとえば、
雪見障子越しの雪。
こたつに入ってずっと眺めていたいですね。
季節が変われば、
壁越しの紅葉。
夏は(季節の順番がばらばらですみません。)
低い高さの窓からお庭の緑だけを見る。
窓の大きさも変わればまた違った雰囲気に。
障子を通った優しい光。
また、外から見る家からも窓から漏れる明かりが。
家の中にもたくさんあります。
ガラスの建具越しに見える家族の気配。
ガラス越しのお気に入りの写真や小物。
ガラスブロック越しのシルエット。
格子越しに感じるひとの気配。
梁越しに見える階下。
など。
なにかを通してみるとまた違って見えるものや、
見たいものを見るためだけの窓など、
ずっと家には楽しむための工夫がされてきていたんだなぁ、
と改めて気づきました。
そんな場所を考えて計画していくのも素敵かもしれませんね。
それでは。
一ノ瀬
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