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スタッフブログ

日々の暮らし 2017.04.24

心地よい色

新緑が心地よい季節になりました。

20170423andumi

自宅目の前の春の海。
海流の切り替わるところで海の色も変化し、
空とのグラデーションが綺麗です。

前回のブログでは、『陽射しが心地よい季節』と
書いていたような気がしますが、今回はすでに初夏。
身の周りの景色の色の変化に心奪われますね。

陽射しは眩しく、この季節は新緑が目を潤してくれます。

視覚的にも、この緑がなかったら、
人は生きていけないのではないかと
考えてしまいます。

特に最近はスマホやパソコンの影響か、
はたまた年齢的な影響か(?)、
視力が急激に衰えてきた気がして、
身近な緑に目も心も潤いを求めてしまいます、、、。

20170423andyama

横須賀にある湘南国際村の豊かな緑。

20170423andoisoyama1 20170423andoisoyama2

通勤途中に癒される大磯の山々の緑。

20170423andrisou

昨夏に訪れた軽井沢の理想的な室内からの緑。
30年以上前の吉村順三先生設計の名建築。
今はカフェ・エロイーズとして受け継がれている建物からの緑です。

 

常緑樹の多い森林地帯でも、この季節になると
落葉樹の若葉がひときわ爽やかに映えます。

黄色味がかった楓などの新緑は「萌黄色」と言われます。
「萌木」とも書くそうで、平安時代では若さを象徴する色として
鎧に使った色だとか。

海に近い我が家の付近では、山々のこういった緑を
家にいながら感じることはできません。

その分、山に対する憧れが強く、
だからといって山を作るわけにもいきません、、、
当たり前です。

というわけで、狭い土地でも少し空間を見つけては、
家の周りに樹木や花を植えてみています。
冬から初夏にかけて、一番変化が楽しい時ですね。

いつの間にか植えた記憶のない草花が
我が家の庭で育ち花を咲かせたりしているのも、
暮らしの中の小さな喜びです。
20170423andakebi1

20170423andakebihana

これはおそらく五葉アケビ。
正体がわからないまま放っておいたら、生命力が強いのか、
雨樋伝いにぐんぐん伸び、今では2階の窓に届くほど。
鈴なりの薄紫の花は上品で可愛らしく、切り花としても楽しめます。

アケビの蔓はかご細工にもなるので有名ですね。

20170423andmaruba

玄関先に植えたマルバノキ。
丸いハート型の葉は紅葉の時が
特に可愛らしいのですが、新緑も癒されます。

20170423andhuguri

こちらもどこかからやってきた野の花「オオイヌノフグリ」。
微妙な名前ですが、あちこちの道端に咲くこの薄紫色の
小さな花は春を真っ先に告げる野の花です。

季節の変化とともに、
桜以外にも小さな小さな草花の変化が、
昔から人々の暮らしに寄り添い、
五感に響き心身を癒やしてきてくれたのかなと感じます。

おかげさま家づくりのお仕事をさせてもらえています。
家づくりでは、内装や外装の素材や色合いも大事ですね。
心地よい住まいをと考えると、暮らしに心地よく寄り添える
素材や色合いをオススメさせて頂きます。

それはやはり、木や土、石などの素材感であったり、
木々や花、海や空や草花の色合いだったり。

アースカラーとよく耳にしますが、アースカラーとは、
大地や木の幹の色、海や空、新緑から紅葉へと
季節の変化に自然に織りなす美しい色のことを
言うらしいです。

基調になる色はアースカラーに。
ポイントに季節折々の花々の色の挿し色を
織り交ぜても素敵ですね。

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無垢の床にい草の畳、壁には大谷石。
20170423andjirei2
無垢の床に珪藻土。玄関は元々のの石貼りを活かして。

外装のことを考えると、
やはり木や花を植えられるようなスペースは
確保したいですね。

スペースもそうですが、木の緑や色鮮やかな
花々が映えるような外装の色合いや素材も
オススメしたいところです。

遠くの山で緑に癒されるのもいいですが、
日々の暮らしの中で、木々や花々を感じ、
四季折々の癒しの効果を暮らしのすぐそばで
感じられるような住まいを作っていきたいと思っております。

20170423andikeru

こういう暮らしに寄り添う花や木々のことを
たくさん教えてくださった古いお付き合いの
お客様がいらっしゃいます。

手仕事の器用なご主人が作ってくださったアケビの花入れ。
若々しい萌黄色のカエデを活けてみました。

もうすぐGW。
少しは遠出で、癒しの新緑に癒されに出かけたいと思います。

安藤

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