蓮実 正貴 2018.10.22
こんにちは設計部の蓮実です。
すっかり秋も深まり朝晩冷え込んできました。
今年も残り2ヶ月少々となりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
先日、娘の誕生日プレゼントを買いに
御殿場アウトレットに出掛けた時の事。
近くに、美味しいどら焼きがあると聞き訪ねたのですが、
そこに旧岸信介邸がある事をお恥ずかしながら初めて知り、
どら焼きは後回しにして、早速建物を見学してきました。
平日にも関わらず大勢の見学客、
期待が高まります。
(どら焼き客も多かったです笑)
早速見えてきた茅葺きの門構え、
なかなか住宅街では計画が難しいですが、
内外部の区切りとしての門構えの大切さを
改めて感じました。
アプローチを進んで行くと見えて来た岸邸。
周りの植栽と馴染んだ何とも繊細な雰囲気の 建物でした。
建物の内部はというと国内外からの来客も多い為か、
玄関ホールの大きさや光の取り入れ方、
水屋の配置など、おもてなしを意識した設計が多く見られ、
これが住宅?ってほど造りでした。
特に印象的だったのは、開放的な開口部と
そこから眺める植栽の素晴らしさ。
それぞれの開口で違う楽しみ方ができ、
改めて、開口部と外部の関係性の重要性も
認識する事が出来ました。
最後にこちらは当時の設計図。
手描きの図面ですが本当に美しい!
現在、図面作成はCADが中心ですが 、
やはり手描きならではの味わい深さは
良いものですね。
今回はここまで。
どら焼き目的が急遽建物探訪に変更に なりましたが、
良き刺激をもらえた 休日になりました。
(勿論、目的のどら焼きも買いました。笑)
ではまた。
蓮実
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