友坂 俊行 2018.12.10
皆さまこんにちは。
紅葉の季節から一変、本格的な冬が到来しました。
著しい気温差の中、体調のコントロールが難しいものです。
つい2週間前、日帰りで京都と大阪へ行って参りました。
今年は暖かかったせいか紅葉が遅く、
京都も11月下旬からがようやく見頃。
天気も良く、空の青、木々の緑、紅黄の葉の鮮やかなこと。
ごく短い期間ですが、散り際に感じる美しさにしばし浸ります。
間違いなく良い季節ですね。
建築に携わる人間としては、目的は寺社仏閣。
長い年月の叡知の結晶は、正に教科書そのものです。
厳かな空気を吸いに行くだけでも活力を頂けるもの。
人は建物の中で過ごす訳ですが、
他人から見ると建物はあくまでも風景の一部。
私共のような作り手側は、
街に融和するよう常に考えさせられます。
また建物の性能が良くなればなるほど季節感が薄れますが、
日々の生活の中で、木々草々が運んでくれる時間軸を
少しでも感じていたいですね。
流れていきがちな生活に区切りを与えてくれる存在として。
そして夕方、安藤忠雄さんの講演会で大阪へ。
結局最後はお好み焼きで締める事になりますが…
今年も多くの方に支えられました。
心から感謝申し上げます。
来年も成長の過程にいる事が
恩返しとなれるように日々精進致します。
友坂
CATEGORY
ARCHIVE