平野 聡史 2018.12.24
こんにちは、設計の平野です。
もっとじっくりと時間をかけて周りたかった
京都に後ろ髪をひかれながら、2日目の宿を
取っている三重県鳥羽方面に向かいました。
宿はいかにも地中海風!
という感じで微妙でしたが、
(子供達には受けが良かったですが…)
地ビールと料理はおいしく、眺めは良かったです。
3日目は、
久しぶりに会う三重に住む友人と一緒に、
お伊勢まいりと周辺の散策が目的でした。
時間があれば外宮から内宮へまわる
正規ルートを歩きたかったところですが、
空の雲行きの怪しさと時間の都合で、
内宮周辺を歩き&昼食後、
お参りをすることになりました。
内宮周辺の「おはらい町・おかげ横丁」の地図。
この通りに面した建物は切妻屋根の建物が多く、
しかも通りに面した側(入口)が、
妻側(外壁が三角に見える側)になる、
「妻入り」が多いのが特徴。
反対に屋根の軒先側が水平に見るのが「平入り」。
お土産で有名な赤福本店も「妻入り」です。
もっと切妻屋根が連続した様子が
分かる写真を撮れば良かったんですが…
この周辺に「妻入り」が多い理由の一説として、
「伊勢神宮の社殿が平入りだから」というのが
あるそうです。
「神様の住まいと同じでは恐れ多いから」
あえて妻入りにしている。
ということだそうです。面白いですね。
切妻屋根ってシンプルで合理的な形で好きです。
さて、おかげ横丁では、飴細工のお店で
子供達の足が止まりました。
なんでも好きなキャラクターを
つくってくれるというので、
娘二人は各々 お店のおじさんに
リクエストをしていました。
下の子は「すみっこぐらし」の
キャラクターでしたが、
長女は、
まさかのリヴァイ兵長(進撃の巨人)
おじさんはスマホで画像を見ながら、
鍋から直接飴をたらして巧みに描いていて、
その腕前に感心しました。
これは食べずに保管してあります。
その後、腹ごしらえには、
五十鈴川沿いにある「とうふや」さんへ。
川側から見た外観。
風景に溶け込んでいて、良いですね。
通り側の外観。
このお店は「平入り」ですね。
水平ラインが強調されます。
ざる豆腐おいしかったです。
メインの内宮をお参りするころには、
雨が降ってきました。
その後は、ほとんど写真は撮らずに、
敷地内の樹木の生命力を感じながら歩きました。
本当に力強い。
面白かったのは地元の友人が教えてくれた木。
顔に見えませんか?
パワースポットで有名な巨木の近くに、
静かな表情でひっそりと佇んでいます。
もし行かれたら探してみては。
今回の旅行記は以上でおしまいです。
お付き合い頂きありがとうございました!
平野
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