平野 聡史 2019.03.18
こんにちは、設計の平野です。
3月も半ばを過ぎました。すこしずつ寒さもやわらいできて、
あちらこちらで春を感じられるようになってきました。
新築工事中の現場でも、既存利用で残した樹木に花が咲き、
春の気配を感じさせてくれていました。

真っ白なハクモクレンの花、とても好きです。
これを見るともう春だな~と感じる存在感。
こちらは「現場レポート」のコーナーで
毎週の工事進捗状況を更新しているKT様邸。
立地は風光明媚な藤沢市鵠沼の住宅地です。
(波乗りする私からしたら非常に羨ましい環境…)
先日、造作建具の採寸立会い兼打合せ&大工工事終わり
間際の確認&外構の打合せのために現場に行ってまいりました。
担当大工さんは、私が入社した当時=現場監督の時代=から
時を同じくして当社の仕事に携わり始めた小清水さん。
現場で会えば、やりづらい納まりや図面に
わかりづらいところがなかったか?
ここはこうしたらもっと良かったかも?
など、意見交換を良くします。
良い機能と見栄えを備えたデザインが、
無理なく、無駄もなく形にできることが理想ですので、
現場で大工さんの意見を聞くのはとても有意義なことだと思います。
さて、
こちらの物件は、ご祖父母さまから受け継がれた住まいを
建て替えの新築物件です。
当初はおひとりの住まいですが、今後ご家族が増える可能性や、
ご友人ご親戚が集まりお泊りすることも考慮し、
ゆとりを持たせて多様な過ごし方ができる住まいのご提案となりました。


計画の初期段階でご提示したイメージパース。
(描いたのはウチのパース職人和田さん)
詳細打合せ中に細かな部分は変更になっていますが、
基本形はこのイメージを踏まえて進められていきました。
LDKは大きな下屋部分を活かした勾配天井と、
窓は高さめいっぱいにして、お庭へのつながりを意識させつつ、
外の独立柱に支えられた軒先が安心感を与えてくれて気持ちの良い空間になるはず。
リビングに隣接させた小上がり和室は、4畳半+押入れとお仏壇。
ゴロリとくつろいだり、仕切りの引き込み戸を閉めれば客間として対応可能。
1階には和室とは別に寝室と、水まわり一式があるので、
基本的には一階だけで生活ができます。
将来的なことも考えて2階建てにしていますが、
全体的にゆとりがあるため2階は仕切りすぎず、
可変性と遊び心をもたせたフリースペースを中心にさせて頂きました。
それが2階ホールに設けたこちらのベンチスペース。
まだ造作の途中ですが、ど~してもその居心地を確かめたくて座る、、

一ノ瀬
と
私。

ぽかぽかして、気持ち良く読書や昼寝も出来そうな
コーナーになっていて一安心。
そして、この場所から期待できることがもうひとつ・・・

ここから見えるもの…・それは、今は見えていません。が!
見えるはず、
江の島の花火大会が!
ベンチに腰かけ、ビールとつまみを片手に!
夏が楽しみです。(内心ドキドキですが)
南東側外観

洩れる灯り

夕方から外構の打合せを始めたら、すっかり陽が落ちてしまいました。
内部では、片付けをする大工さんの作業灯のあかりが外に洩れていました。
なんとなく、夜道に安心感を与えてくれる灯りに感じられ、
完成後も、この住まいから洩れる灯りが、
この日私が感じた印象を与える存在になってくれたら良いな、
きっとなりそうだ!
と勝手に少し嬉しくなりました。
只今、大工工事中のこちらの現場進捗の様子は「現場レポート」の
コーナーでもう少しご紹介をさせて頂きます。
私はまた完成のころ、レポートさせて頂くことになるかと
思いますので、お楽しみに。
平野
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