2021.07.12
こんにちは。工事部の辺土です。
今回も、解体工事の様子をお伝えします。
2階部分が無くなり、引き続き1階の作業を進めていきます。
今回の工事で室内側を工事する予定はない箇所です。
写真の様に、既存の断熱材にはカビが生えてしまっていました。
恐らく壁内換気不良による結露などが原因かと思います。
外壁は全面改装となるので既存の外壁を剝がし、
既存の断熱材も撤去し、通常の工事ではないですが
外側から断熱材を敷詰め直す予定です。
内部の壁を壊したところ、こんな状態に。
どういう事かというと。
筋交いを切って意図が分からない所に移設してありました。
本来筋交いがある場所に室内の入り口が来てしまったため、
筋交いを切ってしまった。。。
までは話が分かるのですが、なぜ切った筋交いをそこへ?という状態です。
筋交いとしての機能は何も果たしていない状態です。
続きまして、
一瞬、何が?と思うほど違和感が無いのですが。
本来は赤線の様に筋交いが続かなければいけません。
あまりに綺麗に形としてまとまっていたので
始めは間違いにすぐ気づきませんでした。
今回は耐震改修の意味合いもある改修なので、
絶好の機会と捉え、今後は安心して過ごして頂けるように
しっかり直していきます。
次は床下です。
以前、店舗として使用していた部分がり、元々開口が
あったところの壁を塞いでいるというお話は伺っておりました。
そのお話のあった壁を塞いでいる箇所が上記の写真の状態でした。
コンクリートの土間に土台を直接寝かせて設置していました。
施工方法は大胆ですが断熱材をしっかりと詰めており
心遣いは伝わってくる状態でした。
この後、外周部を壊していくのが不安です。
来週は解体作業と共に、基礎工事の様子をお伝え致します。