2021.08.23
こんにちは。工事部の辺土です。
今回も、木工事の様子をお伝えします。
今回は小屋組み工事の様子をお伝えします。
二階建ての建物を平屋建てにするので、
既存の二階の床を支えていた「床梁」を、
屋根を支える「小屋梁」として利用していきます。
上記の写真の様に、通し柱は
小屋梁の天端に合わせてカットします。
余談ですが、通し柱を横から切ると
こんな断面になるんだなぁ。。。と、
一人楽しんでいました。
次は、
既存の小屋梁の上に重ね合わせるように
新規の小屋梁を載せていきます。
既存の小屋梁をそのまま利用するには
年数がかなり経過しており、
梁が割れていたり曲がっていたりして
屋根を組むのに綺麗な形が作れないと判断し、
新しい小屋梁を既存の梁の上に載せ、
高さ調節はパッキン材で調節することにしました。
大工さんの墨だしがぴったりだったこともあり、
プレカットした梁を並べる作業は順調に進んでいきました。
新規の小屋梁は当然水平に設置します。
既存の小屋梁は、やはり上端が
必ずしも水平ではありませんので、
並べてみると既存の梁と新規の梁の間には、
隙間が出来ました。
この後、高さ調節をしていきます。
次回も引き続き小屋組みについてお伝えしていきます。