2021.09.20
こんにちは。工事部の辺土です。
今回は木工事の床下地工事の
様子をお伝えします。
近年では、新築住宅の床下は
構造の強度や防湿対策のために、
基礎の土間はコンクリートで
一体的に施工するのが
主流となっております。
しかし、数十年前の物件となると、
そうではなく、
床下は土であることの方が一般的です。
今回も床下が土の状態の部分が
広い面積を占めていたので、
防湿対策にビニールシートを
先に施工します。
土からの湿気が来ないように
しっかりと敷設し、ビニールの端部は
基礎の立ち上がり部分で防水テープを張り、
しっかりと防湿処理を行います。
その上から束石を置き、
大引きを設置していきます。
この時点で、
床の高さや水平をしっかりと
調整し施工していきます。
その上に根太を設置し、
途中で、防蟻処理を行い、
防蟻材が乾いたら、
床断熱を根太の間に敷き込みます。
元々、
床断熱材は入っていなかったので、
完成後の過ごしやすさは、
格段に上がるはずです。
その上から床下地合板を敷設して、
床下地工事は完了です。
次回も引き続き、
木工事の様子をお伝えしてきます。