2021.10.04
こんにちは。工事部の辺土です。
今回は工事途中に行った
構造補強の様子をお伝えします。
柱の補強や筋交いの設置などを行った後、
工事を進めていく中で
別の補強が必要な個所が出て来ました。
既存の建物の2階があった部分と
平屋だった部分の構造材の繋がり方が
良くありませんでした。
本来であれば、上の写真の様に
同じ高さで梁がつながっているか、
高さが違っていても
柱と梁が繋がっていなくてはいけません。
元々、赤い線の部分に
2階が載っていて、
青い線の部分が平屋部分でした。
屋根組を新たに組み直していく中で、
元平屋部分と元2階床部分の
繋がり方が構造上の
弱点になりそうでしたので、
厚みのある材料を使い、
構造材同士の繋がりを持たせました。
水平方向に材料の繋がりを持たせ、
筋交い状に板を張りつけることで、
耐震効果も向上させました。
工事を進めていく中で見つかる違和感も、
都度発見していき、
より安全側に対処していけるよう
作業を進めております。
次回も引き続き
木工事の様子をお伝えしていきます。