2023.04.17
そとん壁の工事が始まりました。
今回は初めて通気ラス工法を採用しました。
いつもは胴縁取付後にラス板張りを行います。
その後、ラス板に透湿防水シートを張り
またその後、ラス網を張ります。
通気ラス工法は、このラス板張りを
省く事が出来る工法です。
直接胴縁に透湿防水シートと
ラス網が合体した
通気ラスを施工します。
通気ラス工法には、
ラス板の時には無い作業があります。
胴縁間の通気層を潰さない様に、
軒天・雨押え・スリーブ・土台水切り等に
胴縁材を入れる必要があります。
また、いつもは12㎜の胴縁ですが、
18㎜の胴縁となり、
通気層が6㎜厚くなります。
虫の侵入を防ぐため防虫材の取付を行います。
その後、胴縁と胴縁の間に
補助胴縁を設置して行きます。
そして、ようやく透湿防水シートと
ラス網が合体した通気ラス張りが出来ます。
通気を確保する為、
土台水切りや雨押え部分には、
下端見切りを入れて行きます。
次回は、そとん壁の下塗りの
様子を伝えします。