2012.02.21
床組みの続きです。
根太を尺(303mm)ピッチで敷並べて固定。
大引きとのキワには、床鳴り予防のため根太ボンドを塗りつけています。
根太が組み終えたら断熱材をはめこみ、
捨て張りの合板が張られていきました。
足元が良くなったところで
1階上部(2階床梁レベル)の構造補強に入ります。
元和室だった部分。間取り変更のため、床柱を撤去します。
補強前1
柱を抜いた分の強度を、大きなせいの梁で補強します。
梁せいは上部構造の架かり方(力のかかり方)を考慮の上、
技術責任者である大坂常務と一緒に決定します。
補強前2
ここは中央の柱を2本抜かなければなりません。
ちょっと複雑な架かり方をしていたので大変でしたが、、
このように梁を入れて補強しました。
既存の梁との緊結は、ボルトや金物では難しいカタチだったので、
構造用合板でサンドイッチして釘打ちの方法を取りました。
梁補強 合板
梁の下の方は天井から現しになるので残してあります。
仕上がり後の状態も見据えつつ、臨機応変に補強していきます。
次回は、2階の構造補強・床組みに入ります。