2012.02.14
いよいよメイン工程とも言 える大工工事が始まりました。
まずは足元を固めるため、
土台まわりの金物補強や、新しい柱・筋交いを入れることから始めています。
地震時には、柱・土台・筋交い それぞれを引き離す力が働きます。
その引き抜き力に対抗するために専用の金物で補強します。
エアコン配管のために穴を空けられてしまったと思われる
かわいそうな筋交いは、耐力が期待できないため交換しました。
4M以上の長いスパンで架かっていた梁の下には、桧の新しい柱を立てました。
前回登場した独立基礎の上に立て、荷重をしっかりと地面に伝えます。
あまりに長い距離を梁で飛ばしていて恐かったのですが、
途中に柱が立ったことにより安心感が出ました。
土台絡みの金物が付け終えたら、床組みを進めます。
大引きを3尺(910ミリ)ピッチで流して鋼製束で支えます。
その上に根太材を並べている所です。
次回も引き続き床組み、構造補強を進めます。