2012.11.13
横浜市泉区、 N様邸は内装仕上げ工事が完了し、
設備機器の取付工事が始まりました。
内部では大工さんから受け継がれて内装業者も入りました。
既存のクロスをはがした後、天井下地ボードの継ぎ目やビス穴をパテ処理し、
ペーパーで均した後、仕上げのパテを施します。
木部が下地となってしまう場合は、灰汁止め処理を施します。
新規に下地を組んだ部分と既存部分の下地処理もしっかり施し、
上記の過程を念入りに施すことで、仕上がり方がまったく異なります。
壁配置と天井の高さが揃って繋がることで、空間の魅力が出てきました。
好い光を入れるためには好い壁が必要なのかもしれません。
キッチンのトップライト廻りもきれいに仕上がり、白い壁に反射していました。
日中は照明が無くてもかなり明るくなっています。
そして、見せ所でもある、リビングの引戸を吊り込みました。
化粧ガラスが光を通しつつも、気配をやんわりと感じさせる意匠になっています。
天井いっぱいの引き戸は、白い空間の中に目立ちすぎもせず、
よいスケールでおさまりました。タモ材の板目がきれいです。
先週、床をタイルで仕上げ、養生しておいた洗面室に洗面化粧台が据付られました。
仕上がった空間に器具を取り付けている現場は、よいスピードと緊張感がありました。
屋根・外壁はすべてきれいに洗浄され、指定の色へと塗装工事が完了しました。
長年、風雨にされされてきた外部もこれで数年は安心です。
次回はいよいよ養生をバラシ、
クリーニングを済ませた完成の姿をお届けいたします。