2012.09.25
横浜市泉区にて N様邸の改装工事が始まりました。
まず、着工に辺り、既存部分には養生をして参りました。
そして、既存の枠が傷付かないようクッションを致します。
工事を行わない部屋には、埃が入らないように致します。
出入りした職人は毎日管理されております。
業者はこれを確認し、弊社の施工業者規則に則り、
安全にかつ現場でしっかりと作業しております。
現場を安全に管理するため、保安ボックスを設置しております。
現場で使用される仮設トイレもその都度掃除をしております。
次回は解体された現場の様子をお届けいたします。
2012.10.02
横浜市泉区の N様邸の解体工事が終わりました。
リビングとダイニングの天井の高さを揃え、
キッチンにはトップライトが取り付けられるため、
天井を解体しました。
そして、壁の位置が移動する部分は壁を解体しました。
床の仕上げが変わり、下地を組みなおすために床を解体しました。
柱を抜き構造補強するため、2階の床下(1階天井内)が確認できるように解体しました。
水廻りはきれいなキッチンや洗面化粧台の必要な部分へ
配管できるように、バルブ止をします。
サッシの交換がある場合、新規サッシが大工さんに
取り付けられるまでは養生をしておきます。
次回は解体後に設備配線・配管が整理された現場の様子をお届けいたします。
2012.10.09
横浜市泉区、 N様邸の設備工事が始まりました。
当物件の主な設備工事は、「電気工事」「給排水衛生(住宅設備機器)工事」「ガス工事」で、
今後は大工工事を進めると同時に、以下のように、進めて参ります。
● 解体工事後の配線・配管の整理
● 新規住宅設備機器の取付に伴う、配線・配管の切回し
● 住宅設備機器や器具の取付と、配線・配管の結び
● 試運転および修正
今週から大工工事を進めるにあたり、まず解体工事後の配線・配管の整理を行いました。
解体時、バラバラに行き先のわからなくなった配線を把握し、
まとめたものを梁などに留めて大工さんの仕事の邪魔にならないようにしました。
これをしっかり行うことで、工事中の追加や変更内容を検討し、正確な工事が行えます。
業者と現場の配管状況を確認しました。
構造補強と干渉する部分はないか、既存の配管の腐食はないか、
漏水はないか等をよく調査し、図面見ながら工事内容の段取りをします。
2012.10.16
横浜市泉区、 N様邸の大工工事が始まりました。
大工さんの手で構造補強を施し、
同時に設備配管の整理と屋根・外壁塗装のため外部足場を施しました。
外部では、屋根・外壁塗装のための事前打合せを行い、
職人さんが安全かつ効率よく作業できるよう足場を組みました。
ネットでしっかりと養生をすることで、近隣への防護をします。
内部では、前回打合せした内容で新規配管の切り回しを行いました。
そして、新規計画で柱を撤去した部分の構造補強を行いました。
補強を行った梁の端部は既存と同じように柱と接合され、
さらに金物によって補強されています。
次回は大工による内装下地工事などの様子をお届けいたします。
2012.10.23
横浜市泉区、 N様邸の内部は引続き大工工事を進め、外部では塗装工事が始まりました。
出窓を撤去し、新規サッシの取付を行いました。
断熱材をしっかり施し、気密性はばっちりです。
そして、床のフローリング貼りのために下地を組みました。
細かい部分もきれいに組まれていると、仕上げもきれいになるので、
大工さんの隠れた気遣いの見せ所でもあります。
この下地のおかげで根太の間に入れる断熱材はきれいにおさめられます。
キッチン上部にはトップライトを設け、室内はかなり明るくなりました。
トップライト廻り(下屋内部)も断熱は完璧です。
そのトップライトを取付た後、外部では下屋を板金の立てハゼに葺き替えも行いました。
屋根噴き
そして、外部の塗装を塗り直す前に、外部の洗浄を進めました。
クラックなどの漏水の原因となる部分も無く、このまま下地の処理後、塗装工事となります。
次回はいよいよフローリングの張られた姿をお届けいたします。
2012.10.30
横浜市泉区のN様邸の先週に引続き内部は大工工事を進め、
外部の塗装工事はほぼ完了しました。
床のフローリングを仕上げるに当たり、N様にお立会い頂き
割付の打合せを行いました。
実際に並べ、無垢材の多様な表情の組合せを検討し可能な限り選別しました。
その後、バシバシ張って行きます。
割付を考慮することで、全体の仕上がりが綺麗になります。
元の床よりも明るい仕上げ材なので、印象もガラッと変わりました。
細かなところは大工さんの腕の見せ所です。
まったく違和感無く既存部分とおさまっています。
そして、張られたところから清掃し、養生(掃除もしやすい養生です)を
三重に重ねてキズ付きを防ぎます。
屋根と外壁の下地処理をし、塗装を仕上げました。
N様邸は、ちょうど角地で屋根・外壁が目立つため
足場が撤去されたときが楽しみです。
次回は足場が撤去された外壁の姿をお届けいたします。
2012.11.06
横浜市泉区N様邸は、大工工事が完了し仕上げ工事が始まりました。
今回のN様邸の見せ所、玄関ホールからリビングへ繋がる入り口に、
天井いっぱいの高さ2.4mの引き戸が吊り込まれます。
この戸は、戸車がついている引き戸ではなく上吊になるため、
荷重に耐えうる構造的な部分を充分に検討し、
意匠的にも綺麗に見せられるよう枠のおさまりが考えられました。
枠幅のよりも、柾目の水平ラインを強調して見せることで、
安定した綺麗なおさまりとなりました。
大工さんの背中も気合いが溢れていました。
一本引きの枠がおさまった後、トイレの内部を仕上げました。
手洗いカウンターと壁の窪みが小さな空間に変化を与えていました。
壁の下地がすべて張られると、大工さんは仕上げ業者の方々へ
現場を引き継ぎます。
きれいな状態で仕上げ業者さんに乗り込んでもらいます。
まず、N様邸ではキッチンおよび洗面室の床がタイル仕上げのため、
タイル業者さんが乗り込みました。
事前に打合せしていた割付を現場寸法で確認します。
そして、他の仕上げ部分とのおさまりも一緒に確認します。
下地の状態でタイル割がしっかり打合せできていたので問題なく張り始めました。
その後、目地を詰めて、養生をします。
キッチン取付部分は養生を逃げておきます。
次回は、今回予定していた足場が撤去された
外壁の姿と内装仕上げの状況をお届けいたします。
2012.11.13
横浜市泉区、 N様邸は内装仕上げ工事が完了し、
設備機器の取付工事が始まりました。
内部では大工さんから受け継がれて内装業者も入りました。
既存のクロスをはがした後、天井下地ボードの継ぎ目やビス穴をパテ処理し、
ペーパーで均した後、仕上げのパテを施します。
木部が下地となってしまう場合は、灰汁止め処理を施します。
新規に下地を組んだ部分と既存部分の下地処理もしっかり施し、
上記の過程を念入りに施すことで、仕上がり方がまったく異なります。
壁配置と天井の高さが揃って繋がることで、空間の魅力が出てきました。
好い光を入れるためには好い壁が必要なのかもしれません。
キッチンのトップライト廻りもきれいに仕上がり、白い壁に反射していました。
日中は照明が無くてもかなり明るくなっています。
そして、見せ所でもある、リビングの引戸を吊り込みました。
化粧ガラスが光を通しつつも、気配をやんわりと感じさせる意匠になっています。
天井いっぱいの引き戸は、白い空間の中に目立ちすぎもせず、
よいスケールでおさまりました。タモ材の板目がきれいです。
先週、床をタイルで仕上げ、養生しておいた洗面室に洗面化粧台が据付られました。
仕上がった空間に器具を取り付けている現場は、よいスピードと緊張感がありました。
屋根・外壁はすべてきれいに洗浄され、指定の色へと塗装工事が完了しました。
長年、風雨にされされてきた外部もこれで数年は安心です。
次回はいよいよ養生をバラシ、
クリーニングを済ませた完成の姿をお届けいたします。
2012.11.20
横浜市泉区 NH様邸の工事が完了しました。
晴天に全工程を終えた現場を確認することが出来ました。
そして、お待たせしました。
ついに内部の養生をバラしてクリーニングを済ませました。
リビングダイニングは、壁の存在がうまく空間を間仕切りながら
繋がった天井が奥行きを出していました。
自然光と照明計画がうまくマッチし、
住まわれてからの風景が絵になるように感じます。
床は、幅広のフローリングと落ち着いた色味がほどよく重心を下げています。
ナラ材(オーク)のすこし固めの素材感は、いい緊張感を出しているようにも思えます。
天井いっぱいの引き戸も実際の重たい雰囲気は消えているように思えます。
床の素材感とよいバランスに出来たからかもしれません。
お客様が選ばれましたキッチンは、床のタイル仕上げ、
天井のクロスなどとも、うまくおさまりました。
外部からの光が反射して清潔感に溢れています。
後ろに据えられた天井いっぱいのカップボード(収納)もあり、
収納力は抜群です。
大工・家具・タイル・電気設備・既製化粧台がうまくおさまった洗面化粧台です。
こんな細かいところにも、職人さんたちの力が集結しています。
職人さんたちの細かな心使いがちゃんとカタチになり、
完成した空間はお客様の元へと引き渡されます。
最後になってしまいましたが、NH様ありがとうございました。
工事はこれで終了致しますが、
これからも末永くお付き合いよろしくお願い致します。