2012.11.06
横浜市泉区N様邸は、大工工事が完了し仕上げ工事が始まりました。
今回のN様邸の見せ所、玄関ホールからリビングへ繋がる入り口に、
天井いっぱいの高さ2.4mの引き戸が吊り込まれます。
この戸は、戸車がついている引き戸ではなく上吊になるため、
荷重に耐えうる構造的な部分を充分に検討し、
意匠的にも綺麗に見せられるよう枠のおさまりが考えられました。
枠幅のよりも、柾目の水平ラインを強調して見せることで、
安定した綺麗なおさまりとなりました。
大工さんの背中も気合いが溢れていました。
一本引きの枠がおさまった後、トイレの内部を仕上げました。
手洗いカウンターと壁の窪みが小さな空間に変化を与えていました。
壁の下地がすべて張られると、大工さんは仕上げ業者の方々へ
現場を引き継ぎます。
きれいな状態で仕上げ業者さんに乗り込んでもらいます。
まず、N様邸ではキッチンおよび洗面室の床がタイル仕上げのため、
タイル業者さんが乗り込みました。
事前に打合せしていた割付を現場寸法で確認します。
そして、他の仕上げ部分とのおさまりも一緒に確認します。
下地の状態でタイル割がしっかり打合せできていたので問題なく張り始めました。
その後、目地を詰めて、養生をします。
キッチン取付部分は養生を逃げておきます。
次回は、今回予定していた足場が撤去された
外壁の姿と内装仕上げの状況をお届けいたします。