2014.02.04
今週の横浜市港北区、T様邸の現場レポートは設備配管工事をお届け致します。
内部で大工さんが下地をある程度組めたら、
設備業者さんと電気業者さんが現場に入り始めます。
断熱材が入ってしまうとやりにくくなる部分は事前に配線や配管を施します。
まず電気配線は構造部分を傷めないように、
配線・配管ルートを計画し、設備工事を進めます。
実際に施工されるとこのようになります。
オレンジ色の配管はCD管と呼ばれ、
内部に通される配線に合わせて径数を変えて計画されます。
TA様邸ではプロジェクターやスピーカーの計画があるため、
デッキが置かれる部分からそれぞれの取り付け位置へ配管されます。
アップするとCD管はこのような形状です。
次に給排水設備になります。
キッチン・ユニットバス・洗面・トイレとそれぞれの計画箇所に、
メーカーの承認図をもとに給排水配管を施します。
ユニットバスの排水はこのようになっております。
白い部分がトラップになっており、
グレーの横引きの排水管に繋がれています。
これが縦に床下(1F天井うら)に配管され、外部へと繋がれてます。
横引き管が長い場合は通気弁という空気を抜く部分を設け、
実際の排水時の不具合を軽減します。
そして、給水・給湯・追い炊き管は色が分かれていて、
間違いなく施工されるようになっています。
同じように、これが縦に床下(1F天井うら)に配管され、
外部へと繋がれてます。
キッチンやユニットバスの配管は給湯器に結ばれるので、
まとまって外壁から外部へ配管されます。
電気配線も設備配管も構造を傷めないようにしつつ、
計画を考慮しながらも、取付られる器具の
大きさや形状・実際に使用されるときのこともイメージしながら、
配線・配管されています。
見えなくなってしまう部分ですが、
計画をしっかりとすることが重要な工事になります。
次回は外部塗装工事などをお届け致します。