2014.01.21
今週の横浜市港北区TA様邸の現場レポートは、
外壁下地モルタル工事をお届け致します。
このモルタル下地が完了後、仕上げの塗装工事に入ります。
きれいな仕上がりとするためには非常に重要な作業のため、
丁寧に進めなければならない工事です。
大工さんがサッシ取付後、なるべく早く外回りを閉じていく準備を進めます。
解体にて開口された部分にサッシが設置されると、
サッシ以外の開口部に防水シートを貼り、
胴縁と呼ばれる部材で上から抑えていく作業が進められます。
胴縁まで取り付けられた後、ラス板と呼ばれる板を、
縦胴縁に対して、横に張ってゆきます。
この作業までを大工さんが進めた後、大工さんは内部の作業へと移り、
代わりに左官業者さんが外壁工事作業に入ってきます。
大工さんが張り終えたラス板に、黒い防水シートを張ってゆきます。
その上からモルタルが絡みやすくなるように、
表面が凸凹した網を取り付けて行きます。
既存部分やサッシとの取り合いはコーキング処理をし、
端部からの雨水の浸入を塞ぎます。
以上の処置を施した後、いよいよ左官業者さんが、
モルタルを練り、コテを使いながら外壁に塗り付けて、
均す作業を進めて行きます。
乾燥して、水分が飛ぶと色が変わります。
よく見ると表面はこのように掃け目が立てられています。
こうすることで、2回目のモルタル下地が絡むようになります。
1回目からの乾燥期間を約1週間取り、
2回目のモルタル下地を1回目と同じようにコテで塗り付け均して行きます。
仕上がったときに、既存部分と今回の新規モルタル下地部分が
違和感なくおさめられるように、最後に既存部分との取り合いを
ハケで均します。
この段差を無くし、既存部分へ均す作業が
塗装仕上げを行うにあたり重要な作業となります。
この後、再び1週間ほどの乾燥養生期間を設け、
塗装工事に入る前の外壁高圧洗浄を進め、
塗装下地パタン付け、仕上げ塗装といった順に
工事が進められる予定です。
以上のような作業が進められている間に内部では
断熱材取付が進められております。
次回は断熱材取付工事をお届け致します。