2013.12.24
横浜市港北区にて T様邸の改装工事が始まりました。
T様邸の改装工事概要は、
2F内部をフルスケルトン改装、
骨組みを残して設備・内装の全面改装です。
外部は、サッシの交換とその周りの外壁復旧工事になります。
1階部分や屋根は既存維持し、
工事中も1Fにお住まいいただきながら工事をさせて頂いております。
今回の工事は、
『構造補強』や『断熱工事』『サッシの交換』『間取り変更』
『ロフトの造作』『設備の入替え』とひと通りの改装を承りました。
今後改装工事をお考えになられている方へ是非参考にと、
T様のあたたかいお気持ちを頂き、
現場レポートという形でご紹介させて頂くことになり、
ご参考になれば幸いです。
まず、着工に当り、既存部分の養生や現場の設営を行います。
弊社の現場規程に則り工事着工の準備を進めます。
工事着工参考ブログ
既存の維持部分が傷付かないようクッションをしたり、
工事を行わない部屋には、埃が入らないように致します。
何より今回の工事では1階部分は既存維持で、
2階の工事となるため、階段部分に『マジキリン』という製品を使って、
埃などが住居部分へ侵入しないように間仕切り養生を行いました。
職人さんが普段通行する部分は床も養生し、
既存維持部分へビニール素材の養生シートなどを使い保護していきます。
床の養生シートも汚れたら拭取り易いものを使用しております。
そして、いよいよ解体工事が進んで参ります。
既存維持部分を壊さないように天井と壁の解体を
慎重に解体して行きます。
職人さんの背中にも良い緊張感が観えます。
天井が高い為、安全に気を配りながら進めました。
立派な梁組が現れました。
サッシの入替えのため、撤去および入替えるサイズを考慮した
サイズに外壁を開口します。
この時、如何に外壁の仕上がりがきれいに見えるかを想定し
墨を出します。
開口された外壁面は、大工さんがサッシを取り付けるまでは
雨が侵入しないようにしっかりと雨養生をします。
そして、解体工事の終盤、工事技術責任者の大坂立会いのもと
計画の進め方に対する指示を受けます。
この検証をもとに、設計担当は既存部分へ新しく構造補強する部分を計画し、
構造計算を行い、現場へ正確な指示がくるという流れになっております。
次回は大工さんのサッシ取付の様子をお届け致します。