2014.06.10
前の解体工事後、大規模なリフォームでは特に構造検証期間を設け、
計画に対しての構造補強計画を組みます。
現況の構造躯体に対して、ご提案させて頂く計画が成り立つように、
かつ耐震なども踏まえ、進めるものです。
弊社では技術の責任者と各担当が、
解体検査と同時にこの構造検証を行い、
一度精査をしたものをお客様へご報告する流れとなっております。
柱・梁などの確認はもちろん、
筋違いが取り付けられるための基礎は存在するか、
実際に力が加わった時の引き抜きや建物のひずみなどを
検証しながら、確認をしていきます。
計画に対して、柱を抜き間取りが変更する箇所などは
梁の補強をするため、その補強方法の検証もします。
ロフトや小屋裏収納部分の計画も再度検証します。
このような検証を現場で行い、
計画に対して筋違の補強や耐震金物の取付などを計算しなおし、
後日お客様へ報告すると共に、現場へと指示されます。
この作業を行うことで、建物がより強固になり、
安全に住んでいただける基盤が整います。
次回は解体後の設備工事の様子をお届け致します。