2014.07.08
大工により構造補強・サッシ取付工事があらかた進められた後、
上方の仕事をしやすくするため、まず足元を整えてゆきます。
居室のように大きな間口の部屋には、
土台に大引きと呼ばれる部材を、
土台に対して直行しながら等間隔に掛けて行きます。
3尺(およそ910mm)おきに大引きを掛けて行きます。
その大引きの上にさらに根太と呼ばれる部材を掛けて行きます。
大引きに対して直行させます。
居室以外の間口が狭い廊下などは,大引きは用いず、
根太掛けなど利用しながら、水平を見て根太を掛けて行きます。
水回りも同様に根太を掛けて行きます。
この具合まで現場が進んだところで、
シロアリを防ぐための防蟻処理作業に入ります。
そして今回SK様邸では、もともと敷き込まれていた床下調湿材を
復旧して行きます。
床下換気システムも復旧します。
電気設備工事・給排水設備工事・防蟻工事・既存品の復旧などを終え、
床を塞いでいくため、根太間に床下断熱材を施して行きます。
断熱材を設置した後、床板や仕上げのための合板を根太に乗せ、
床廻りに敷き詰めて塞いで行きます。
このような作業をひと通り終えると
壁や天井廻りの作業に入って行きます。
次回も引き続き内部の木工事をお届けします。