2014.07.01
川崎市宮前区にて、
サッシ取付・ルーフバルコニー防水工事を進めさせて頂きました。
解体工事後、大工により構造補強と平行して、
サッシ取付工事が進められました。
解体により開口された部分はベニヤで養生がされておりました。
サッシを取り付けると見違えて明るくなります。
構造補強と平行して、柱や筋違イの頭部・脚部には
補強金物を取付、サッシを取付るための下地組をした後、
サッシ本体を取付ます。
サッシ本体を取付た後、
外部側では既製品の庇などがあれば取付、
防水紙と防水テープを施ことで雨仕舞いをし、
ラス板(左官工事のための下地)を張り進めます。
雨戸の戸袋がある場合は、戸箱の中に雨が注しても
漏水しないように板金およびコーキング処理を施します。
そして今回S様邸では、ルーフバルコニーの計画があるため、
サッシの取付と平行し、屋根となるルーフバルコニーも進め
雨仕舞いを進めます。
事前に既存部分との取り合いや仕上がりを確認し、それに向けて、
納まりを技術の責任者・設計担当・施工担当で検証します。
構造的なことや天井高などの仕上がりを考慮し、
今回は2×材を利用することで、ルーフバルコニーの
床と内部の天井下地を同時に作り一度ベニヤで塞ぎます。
内部から見るとこのようです。
外部側から見るとこのようになっております。
手摺の下地となるパラペット(外回りの立ち上がりの壁)の
下地を組み、水捌けのための勾配床を組みます。
関わる板金処理があればFRP防水を施す前に行います。
最後にケイカル板と呼ばれる不燃材を上から貼り付け、
FRP防水の下地は完了です。
ここまで雨が降っても大丈夫なように養生シートを被せながら進め、
天気を見計いFRP防水を仕上げます。
このような作業をひと通り終えると
外部は仕上げのための左官工事に入って行きます。
次回は内部に戻り床組み工事をお届けします。