2015.03.24
三浦郡葉山町のS様邸新築工事は、
土台敷きを終え、足場を掛け、いよいよ建て方となりました。
土台敷きに引続き≪建て方≫当日も、「快晴」となりました。
数日前までの天気予報では雨マークとなっており、
棟梁と前日現場に集っては雨対策を施し
準備万端整えておりました。
当日の明け方まで続いた暴風も、
現場に棟梁や他の大工が集まる頃には止み、
見る見るうちに晴れ間が出てくる姿に、
土地の神様に感謝する思いでした。
気温も汗が出るくらいの陽気にもなり、大工の皆の動きも軽く、
あっという間に1F柱が立ち、2階の床下地が組みあがります。
格子上に床組が成されました。
床組みはこの「かけや」と呼ばれる小槌で継ぎ手をはめていきます。
さらに、これらの羽子板ボルトで接合されます。
接合された継ぎ手はこのようになります。
あとでこの欠き込み穴に、
柱側のほぞを差し込んで立てていきます。
羽子板ボルトを締めている様子です。
梁と梁の間に大引きを掛けて行き、
部材がこけないように、しっかりと釘でも止めます。
バシバシととめていきます。
次回も引続き「建て方」をお届け致します。