2015.05.26
三浦郡葉山町のS様邸新築工事は、
防蟻工事・土台水切り取付工事を進めました。
建て方のあと軸組みを固め、外部の透湿防水紙を張り進める前に、
1度目の防蟻処理を行いました。
※2回目は外壁下地のラス板と呼ばれる部材を使用する場合、
その取付施工後に塗布します。
土台・大引き・柱(※基礎天端から立ち上がり1m程度まで)まで
薬剤を塗布します。
現場で他にも必要な部分があれば、それも含め防蟻処理をし、
乾燥させます。塗布されると僅かに色が変わりますので、
目視でも施工状況の確認が可能です。
(※一般的に着色されている防蟻材もあります。)
防蟻処理が完了し、外部側に透湿防水紙を張り進める前に、
土台に水切り板金を取付します。
高さを正確に出し、水平に取付て行きます。
玄関の木枠が入るような端部はしっかりと水返しを加工してあります。
水切り板金の継ぎ目部分はあざ折りするだけでなく、
少しでも雨水の浸入が防げるように配慮します。
隠れてしまう部分もしっかりと施工した後、
各現場監督が確認をし、必要であれば是正をします。
そして、ようやく外部を閉じていく作業へと移ります。
次回は外部の防水紙張り・胴縁取付・ラス板張り工事をお届けします。