2015.06.02
三浦郡葉山町のS様邸新築工事は、
外壁の防水紙・胴縁・ラス板張り工事を進めました。
外壁がリシン吹付け仕上げのため、上記のような下地になります。
先週の作業でお伝えした土台水切りや雨押さえ板金などの
雑板金工事が終わり次第、外壁に所定の重ね代を取りながら
防水紙を留めつけていきます。
軒裏外壁際やサッシ廻りは、既に取り付けてある
防水紙に差し込みます。
※下から順番に張り回していき、上下の重ねを逆にしないようにし、
出隅入隅は所定の重ね幅以上を回し張りします。
また、防水紙はしわやたわみが出ないように張り、
サッシ廻りは特に防水テープで圧着させることが必要です。
防水紙張り完了後、縦胴縁を柱と間柱に打ちつけて行きます。
※通気を兼ねている場合、下地板相互の接点が
その空気の流れを止めることのないように、
流入口と出口を計画する必要があります。
サッシ廻りは下地を追加補強を入れたりもします。
胴縁に直行方向にラス板を留めて行きます。
出隅は縦に打ちつけます。
ラス板の継ぎ目は胴縁部分で継ぎ(二つ割り部分でなく)、
釘も増し打ちして固定します。
外壁の妻側もこのように軒裏との取り合いまで張り上げます。
ラス板はこれで完了し、外部は左官業者の作業へと移っていきます。
次回は内部の断熱材充填工事をお届けします。